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もう失敗しない!ロールケーキの巻き方を徹底解説
ロールケーキは巻き方ひとつで見栄えが劇的に変わります。コツを押さえてお店のようにきれいな「の」の字ロールケーキを作りましょう。ご紹介するフルーツ入りロールケーキの巻き方をマスターすれば、プレーンロールケーキも上手に巻くことができるようになりますよ。
この記事で分かること
- プロが教える割れない巻き方のコツ
- 巻き方と生地の種類の関係性
- カットしたとき美しい断面に仕上げるコツ
- 立体的に巻くポイント
- ロールケーキを巻くときに便利な道具
巻き方は2種類。外巻き・内巻きの違い
ロールケーキの巻き方には、焼き目を外側にして巻く「外巻き」と、焼き目を内側にして巻く「内巻き」の2種類があります。
焼き色が付いた表面部分は水分量が少ないため、外巻きすると割れたり焼目がはがれたりしてしまうことも。そのため、外巻きはロールケーキに何度かチャレンジしたことのある中級者以上の方におすすめです。逆に内巻きは弾性のあるフワフワ生地が外側に来るので、巻きやすく初心者さんでもチャレンジしやすいですよ。
ご紹介するのは外巻きですが、基本的に巻き方のコツやポイントは一緒です。内巻きでロールケーキにチャレンジする方もぜひご紹介する巻き方を参考にしてくださいね。
焼き色が付いた表面部分は水分量が少ないため、外巻きすると割れたり焼目がはがれたりしてしまうことも。そのため、外巻きはロールケーキに何度かチャレンジしたことのある中級者以上の方におすすめです。逆に内巻きは弾性のあるフワフワ生地が外側に来るので、巻きやすく初心者さんでもチャレンジしやすいですよ。
ご紹介するのは外巻きですが、基本的に巻き方のコツやポイントは一緒です。内巻きでロールケーキにチャレンジする方もぜひご紹介する巻き方を参考にしてくださいね。
巻き方
下準備
ロールに入れるフルーツをカットします。いちごはロールの芯にするため丸ごと入れるので、ヘタをとればOKです。キウイと黄桃はくし切りにし、サイズ感をそろえておきます。ロールケーキをカットしたときにもフルーツのサイズがそろうので、美しい仕上がりになりますよ。
生クリームとグラニュー糖を合わせたシャンティクリームをホイップします。必ず氷水を当てておこないましょう。
生クリームは8~9分立てのしっかりした状態までホイップします。やわらかいとロールケーキが潰れる原因に。時間が経つとクリームは少しやわらかくなるので、使う直前に固さを再度チェックすることが大切です。
1. 生地の端をカットする
ベーキングシートにのせた生地を、すべり止めのシリコンマットの上にセットします。シリコンマットがない場合は、作業台を巻く直前に濡れ布きんで拭いてもすべり止めになりますよ。
生地の手前側と奥側の端を、写真のように斜めにカットします。「の」の字の始まりと巻き終わりのおさまりが良くなり、すっきりして見えます。また、生地よりもベーキングシートを2~3cmほど長く切っておきましょう。巻くときにベーキングシートを持ちやすくなりますよ。
生地の端を斜めにカットした状態のアップがこちらです。
2. クリームをナッペする
しっかりホイップしたクリームを生地にのせます。写真のように手前を多め、奥を少なめに、クリームを分散してのせるとナッペしやすいですよ。
パレットナイフを使い手前を厚く、奥を薄めにナッペします。写真のようにいちごを置く部分のクリームを特に厚く、山のようにしておきます。
3. フルーツをのせる
山のようにナッペしたクリームの頂上部分にいちごを埋め込みます。写真のようにしっかり埋め込めば、芯になるいちごが動きにくく巻きやすくなります。いちごの大きさにもよりますが、手前からたいだい4~5cmの場所に置いてください。
キウイは生地のだいたい中央部分、黄桃はキウイの3cmほど奥にのせます。それぞれのフルーツをすき間がないように並べてください。
定規を活用して巻いていきます。
写真のようにベーキングシートと定規を一緒に持って巻きます。
生地を持ちあげるようにして巻き、写真のようにいちごが半分ほど隠れる場所で一度ギュッと押さえます。
生地を持ち上げるようにして奥に向かって巻いていきます。
写真のようにシリコンマットを一緒に持って巻くのもOK。すべりにくいだけでなくロールケーキの真ん中がたわみにくいので、落ち着いて巻くことができます。
生地の端がロールケーキの一番下にくるところで巻き終わります。
定規を使って上部のベーキングシートをロールの下で押さえ、下部分のベーキングシートを奥に引っ張りロールケーキを締めます。左右の太さを確認し、均一になるように締めて整えましょう。
側面のはみ出したクリームはパレットナイフでロールケーキの内側に押し込んでください。カットしたとき、クリームの中にすき間ができるのを防げます。
ベーキングシートごとラップでピッタリと包み、冷蔵庫で1~2時間しっかり冷やします。
しっかり冷やしたロールケーキを、お湯であたためた切れ味の良いナイフでカットします。カット幅は、フルーツの存在感とみずみずしさを存分に味わえる3~4cmがオススメです。
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