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米と具を重ねて炊き上げるイタリア版パエリアのレシピ
昨今、一大ブームとなっているキャンプですが、「何を作って食べようか」と頭を悩ませるキャンパーさんも多いのでは?焼肉やカレーといった定番料理についつい偏りがちですよね。
そこで今回、東京・代官山の焚き火イタリアン料理「falò(ファロ)」の樫村仁尊(かしむら・のりたか)シェフに、アウトドアシーンにおすすめの炭火焼きレシピを教えてもらいました。樫村シェフは、プライベートでもお仲間とよくバーベキューを楽しまれているそうです。
前編に続いて、後編でご紹介するのは「ティエッラ」。あまり聞きなれない名前ですが、南イタリアの伝統的な郷土料理で、いわばイタリア版のパエリアです。材料を切って重ねるだけで米も洗わなくていいので、アウトドアでも手軽にチャレンジできますよ。
また、6/2(木)12時〜、樫村シェフのレシピをシェフの厨房からInstagramでライブ配信します。 詳細はページ最後をご確認ください(食のメディア「料理通信」とのコラボレーションでお届けします)。
そこで今回、東京・代官山の焚き火イタリアン料理「falò(ファロ)」の樫村仁尊(かしむら・のりたか)シェフに、アウトドアシーンにおすすめの炭火焼きレシピを教えてもらいました。樫村シェフは、プライベートでもお仲間とよくバーベキューを楽しまれているそうです。
前編に続いて、後編でご紹介するのは「ティエッラ」。あまり聞きなれない名前ですが、南イタリアの伝統的な郷土料理で、いわばイタリア版のパエリアです。材料を切って重ねるだけで米も洗わなくていいので、アウトドアでも手軽にチャレンジできますよ。
また、6/2(木)12時〜、樫村シェフのレシピをシェフの厨房からInstagramでライブ配信します。 詳細はページ最後をご確認ください(食のメディア「料理通信」とのコラボレーションでお届けします)。
「イタリアの炊き込みごはん、ティエッラを紹介します。米、じゃがいも、ムール貝などを重ねて炊く料理ですが、今回はムール貝のかわりに、手に入れやすいあさりを使いましょう。
ブイヨンを入れると食材そのものの味を感じにくくなってしまうので、僕はあえて使いません。魚介からおいしいだしが出るから、調味料は塩だけでじゅうぶん。お米そのものの味まで楽しめますよ。
ふた付きの鍋で炊くと、水分が飛びすぎてお米に芯が残ってしまう心配もありません。今回は直径18cmのストウブを使います。小さい鍋だと具材が入りきらないので、18cm以上の鍋がいいですね。鍋のサイズや素材が変わっても加熱時間は変わりませんが、様子を見ながら調整してください」
ブイヨンを入れると食材そのものの味を感じにくくなってしまうので、僕はあえて使いません。魚介からおいしいだしが出るから、調味料は塩だけでじゅうぶん。お米そのものの味まで楽しめますよ。
ふた付きの鍋で炊くと、水分が飛びすぎてお米に芯が残ってしまう心配もありません。今回は直径18cmのストウブを使います。小さい鍋だと具材が入りきらないので、18cm以上の鍋がいいですね。鍋のサイズや素材が変わっても加熱時間は変わりませんが、様子を見ながら調整してください」
材料(2〜4人分)
調理時間:35分
・米…… 150g
・じゃがいも……1個
・トマト……1個
・玉ねぎ(みじん切り)…… 中1個
・あさり(砂抜き済み)…… 300g
・むきえび…… 100g
・にんにく(みじん切り)…… 小1片
・水 ……150g
・塩……適量
・パルメザンチーズ(すりおろし)……適量
・イタリアンパセリ(ざく切り) ……適量
・米…… 150g
・じゃがいも……1個
・トマト……1個
・玉ねぎ(みじん切り)…… 中1個
・あさり(砂抜き済み)…… 300g
・むきえび…… 100g
・にんにく(みじん切り)…… 小1片
・水 ……150g
・塩……適量
・パルメザンチーズ(すりおろし)……適量
・イタリアンパセリ(ざく切り) ……適量
作り方
1. 玉ねぎを炒める
オリーブオイルを厚手の鍋に引き、玉ねぎのみじん切りを加え、透き通るまで強火で炒めます。
「生の玉ねぎには独特の辛味や苦味がありますが、火にかけて透明になると甘味に変わります。つきっきりにならなくても、時々かき混ぜれば焦げる心配はありません。玉ねぎを火にかけている間に、野菜を切っていきましょう」
「生の玉ねぎには独特の辛味や苦味がありますが、火にかけて透明になると甘味に変わります。つきっきりにならなくても、時々かき混ぜれば焦げる心配はありません。玉ねぎを火にかけている間に、野菜を切っていきましょう」
2. じゃがいもとトマトを切る
じゃがいもの皮をむき、5mm幅に切りわけます。
「ごはんの炊き上がりの状態に合わせたいから、じゃがいもの厚さはお米の長さが目安です」
「ごはんの炊き上がりの状態に合わせたいから、じゃがいもの厚さはお米の長さが目安です」
トマトはヘタを取り、半分に切ってから5mm幅にスライスします。今回は大きいトマトだったので、スライスしたトマトをさらに半分に切りました。
3. 玉ねぎを鍋から取り出す
5分ほど加熱して玉ねぎが透き通ったら、鍋から取り出します。玉ねぎを炒めた鍋は洗わずにそのまま使います。
4. 鍋に材料を重ね入れる
まずは玉ねぎ1/3量、米1/2量、じゃがいも1/2量、トマト1/2量を重ね、塩を少々ふります。続いて玉ねぎ1/3量、米1/2量、じゃがいも1/2量、トマト1/2量を重ね、最後に玉ねぎ1/3量をのせます。
「こんなふうに具材を段々に重ねるのがティエッラの特徴なんですよ。理由は、重ねて入れたほうが素材の味が混ざり合っておいしくなるからかな?」
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