使う分だけ小分けにしておくのも便利!

Photo by ビバコ

ゆでたスナップエンドウは料理に使う分だけ小分けにし、ラップで包んで保存しておくのもよいでしょう。ラップで包むときはスナップエンドウが重ならないように並べ、空気をできるだけ抜き真空にして包みましょう。保存袋に入れたら完了です。

冷凍する場合のコツ・ポイント

スナップエンドウを生で冷凍すると、シャキシャキとした食感はかなり失われてしまい、しなっとした食感になってしまいます。

ゆでてから冷凍保存したスナップエンドウは食感もシャキシャキ感が残っていますので風味や味わいを優先したい場合は、生よりもゆでてから冷凍保存することをおすすめします。

保存袋に入れる際はあらかじめ余分な水分をふいておき、スナップエンドウ同士がかさならないようにして袋内の空気を抜いておくのがおいしさを保つコツです。

冷凍スナップエンドウの解凍方法

生スナップエンドウの解凍方法

生のままで冷凍保存するスナップエンドウは、食感が損なわれても気にならない料理、例えば煮物や汁物、ミキサーにかけてポタージュスープなどにするとよいでしょう。解凍せずに凍ったまま煮たり、炒めたりできますよ。急いでいる場合は電子レンジ600Wで30秒程加熱し、解凍してからお使いください。

ゆでたスナップエンドウの解凍方法

ゆでてから冷凍保存するスナップエンドウは5分程度室温で自然解凍します。普通に生からゆでたたものと変わりなくシャキッとした食感も残っていますのでさまざまな料理に使えます。そのまま食べることもできますのでマヨネーズを添えたり、塩こんぶで和えたり、ポン酢しょうゆをかけるだけでおいしいひと品に。

急ぐ場合は、600Wの電子レンジで30秒程加熱する方法もありますが、自然解凍したスナップエンドウよりシャキシャキ感が損なわれ、表面がシワシワになりやすくなります。

スナップエンドウの保存法を使い分けてもっとおいしくラクしよう。

スナップエンドウを保存する際は、生のまま冷蔵保存する方法以外は、まず最初に筋取りが必要となります。事前におこなっておくことで食感を損なわないだけでなく、調理中や調理後に鞘が開き、中の豆がこぼれ出ることも防げます。冷蔵保存と冷凍保存を使い分けて、便利な食材をより長く楽しみましょう。

季節や旬に関係なく日々のいろいろな料理に使えるスナップエンドウの常備があれば、凍ったまま使え、5分ほど自然解凍するだけで食べられて調理がとても楽になりますよ。またテーブルに彩りが足りないときなどすぐ使えて便利です。どうぞお役立てくださいね。

編集部のおすすめ