おいしいブロッコリーの選び方と保存方法

緑色が濃く、茎の切り口がみずみずしいものを選ぶ

ブロッコリーを選ぶ際は、以下のポイントに着目してみましょう。

・つぼみが密集しかたくしまっていて、中央部が丸く盛り上がっているもの

・緑色が濃く、つぼみの粒がそろっているもの

・切り口がみずみずしく、切り口にス(成長しすぎなどが原因で、内部が割れてできてしまった空間)が入っていないもの(※29)

低い温度で、密閉して保存する

ブロッコリーは、開花を遅らせるために低い温度で保存するのがベターです。また、乾燥させないようにするのと同時に、つぼみからでるエチレンガスでほかの野菜の傷みを早めないよう、密閉容器に入れて保存するようにしましょう。

冷蔵庫で保存する場合は軸を下にして立てて保存(保存期間の目安は10~14日)、冷凍の場合は生のまま3~4房をラップで包み、空気を抜いて冷凍しましょう(保存期間の目安は3~4週間)。(※29)

管理栄養士おすすめ!ブロッコリーの栄養を逃さないレシピ6選

1. 副菜がほしいときに!レンジでブロッコリーの塩こんぶ和え

Photo by macaroni

電子レンジ加熱で作る、簡単副菜レシピ!ゆでないため鍋が不要で、水溶性のビタミンCを余すことなくいただけます。ツナやゆで卵を追加して一緒に食べると、ブロッコリーに含まれる鉄を効率的に摂ることができますよ。(※25,30)

2. 茎もおいしく食べられる!ブロッコリーのみそ汁

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ブロッコリーの茎まで使うみそ汁です。汁物にすれば、水溶性の栄養素を逃すことなく摂れます。ブロッコリーはつぼみ部分と茎部分で食感が異なるので、具材がブロッコリーだけでも楽しめるでしょう。最後に入れる白すりごまが、香ばしくておいしいですよ!(※23)

3. おうちでおしゃれバル!鶏肉のアヒージョ

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料理を鮮やかにしてくれるブロッコリーは、アヒージョにぴったりです。鶏肉の動物性たんぱく質があるので、ブロッコリーに含まれる鉄を効率的に摂取できます。ブロッコリーは炒めて、脂溶性のβ-カロテンやビタミンKもしっかり摂取。

カロリーオフしたい方は鶏もも肉の皮を取り除いたり、むね肉やささみに変えたりするといいでしょう。(※21,22,30,31,32,33)

4. フライパンひとつで。鮭缶とブロッコリーのチーズクリームペンネ

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つぼみの間にソースが入り、味の絡みが良いブロッコリーは、クリームソースとの相性抜群です。ゆで汁ごと食べるので、ソースに溶けだしたブロッコリーの水溶性の栄養分をしっかりと摂ることができます。鯖缶で下処理がいらず、時間がないときにもぴったりです。(※23)
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