離乳食用の卵料理の上手な作り方

離乳食用ゆで卵の作り方

離乳食用のゆで卵は、沸騰させた湯に卵を入れ20分間しっかりと火を通すことが大切です。そしてゆで上がったら卵を割り、黄身の中心まで完全に火が通っていることを必ず目で確認しましょう。

離乳食初期では卵黄の部分だけを食べるので、ゆであがったらすぐに卵黄と卵白を分けてください。分けずに放置すると、卵白の成分が卵黄に付着してしまいます。また、火を通す前に卵白を取り除く方法では、卵黄に付いている卵白を完全に取り除くことはできません。必ずゆで卵にしてから分けてくださいね。

離乳食用炒り卵や錦糸卵の作り方

炒り卵や錦糸卵を作る際も、完全に火を通すことを心がけましょう。卵の水分が抜けて、パサパサとするくらいが目安。大人からするとおいしそうに見えないかもしれませんが、離乳食としてはそれくらいが安心です。

卵を与えるときの注意点・ポイント

注意点・ポイント

  1. 耳かき1杯からチャレンジする
  2. 卵を食べてから30分は様子を見る
  3. 調理法を変えるときは体調の良い日を選ぶ
  4. 新鮮な卵を使う

耳かき1杯からチャレンジする

卵黄も卵白も、最初のひと口は耳かき1杯程度の少量から始めて様子を見ます。問題がなければ、翌日から少しずつ量を増やしていきましょう。

卵を食べてから30分は様子を見る

卵のアレルギー症状は食べてから30分以内に発症することが多いため、卵に慣れるまでは食べたあとにお子さまの様子をよく観察することが大切です。口のまわりや顔、体が赤くなっていないか、発疹が出ていないかなどを確認してください。

なんらかの異変が見られた場合は、すぐに病院へ連れていきましょう。病院で診察を受ける前に症状が引いてしまうこともあるので、医師に見せることができるよう、症状が出ている間にその部位を写真に撮っておくことをおすすめします。
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