カットする前に洗う

サラダ菜に含まれるビタミンB群やビタミンC、カリウムは、水に溶けやすい性質があります。カットしてから水洗いすると、洗っているときに栄養素が流出しやすくなりますよ。カットする前にサラダ菜を水で洗い、水に溶けやすい栄養素の流出を減らしましょう。(※1,6,13)

油と一緒に食べる

サラダ菜に豊富に含まれている脂溶性ビタミンのビタミンA,D,E,K,β-カロテン。脂溶性ビタミンは、油と一緒に食べると体内へ吸収されやすくなります。油を使う炒め物にしたり、ドレッシングやマヨネーズをかけて食べたりすることで、効率的よく栄養素を摂取できますよ。(※14)

小魚や牛乳、乳製品と一緒に食べる

前述したように、サラダ菜に含まれるビタミンKには、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成を促進するはたらきがあります。カルシウムの吸収を高めるため、カルシウムを多く含む小魚や牛乳、乳製品と一緒に食べるのがおすすめです。(※1,5,15)

【Q&A】サラダ菜はダイエット中に食べても良い?

A:サラダ菜は100gあたり10kcal、糖質0.9gと低く、ダイエットに向いている食材です。

また、代謝に関わるビタミンB2や便秘対策に役立つ食物繊維など、ダイエット中に摂りたい栄養素も豊富に含まれています。(※1,3,9,16)

【Q&A】サラダ菜は加熱すると栄養がなくなる?

A:サラダ菜を加熱すると、すべての栄養がなくなるというわけではありません。ビタミンB1やビタミンC、酵素など、一部の栄養素は損失してしまうおそれがあります。

しかし、加熱することはデメリットだけではなく、カサが減ってたくさん食べられたり、消化が良くなったり、食べやすくなったりするメリットもありますよ。生で食べることにこだわらず、加熱したサラダ菜も食べてくださいね。(※17)

【Q&A】 サラダ菜とサニーレタスはどう違う?

A:レタスには結球タイプのヘッドレタスと、結球しないタイプのリーフレタスとが存在し、サラダ菜やレタスは前者のヘッドレタス、サニーレタスは後者のリーフレタスに分類されるのが大きな違いです。

サラダ菜は緑色が濃くてやわらかい食感でつやがあり、サニーレタスは葉先が赤紫色でやわらかく苦味はほとんどありません。
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