ライター : 秋山 ちとせ

紅茶コーディネーター/世界のお茶マイスター

世界のお茶×テーブルコーディネート教室「Flower&Tea Room La Briller(ラブリエ)」を主催しています。紅茶コーディネーター、世界のお茶マイスター、世界のお茶専門店勤務歴10年、テ…もっとみる

甘茶とは?

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お釈迦様の誕生日を祝う行事「花まつり」に欠かせない「甘茶」。甘茶は名前の通り強い甘味が特徴的な日本生まれのお茶です。

古くから甘味料としても用いられてきた甘茶は、うれしいノンカロリー。カフェインも含まないので、健康茶としても人気があるんですよ。

この記事では紅茶コーディネーターである筆者が、甘茶と花祭りの関係やおいしい淹れ方、おすすめの商品をご紹介します。

「花まつり」と甘茶の関係

お釈迦様の誕生日は、桜などの花が咲き始める4月8日という説が一般的。たくさんの花々にちなみ「花まつり」という名で広まったと言われています。

花まつりでは、春の花できれいに飾られたお堂に置かれた仏像に、ひしゃくで甘茶を注ぎかけ拝むのが慣わしです。これはお釈迦様の生誕時9頭の竜が天から現れ、甘露の水を注いだという伝説に由来しています。

また、花まつりには赤ちゃんの健康を願う行事という側面も。赤ちゃんの頭を甘茶でこすると、元気で丈夫な子供に育つと言われているんですよ。

甘茶の味や効果・カロリーについて

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味わいについて

甘茶はユキノシタ科のヤマアジサイの変種です。江戸時代に発見され甘茶が作られたといわれており、当初は民間薬として利用されていました。気になる味ですが、名前のとおり強い甘味が特徴的です。麦茶に砂糖を入れたような味わいといわれることも。

甘茶蔓(あまちゃづる)という似た名前の植物がありますが、こちらはウリ科の植物で別物なんですよ。

効果・カロリー

甘茶が甘いのにノンカロリーなのは、甘茶の葉にフィロズルチン、イソフィロズルチンと呼ばれる甘み成分が含まれているから。甘茶の抽出液には、アレルギー症状の緩和や抗菌作用もあると言われています。

甘茶は砂糖の代用として、血糖値が高い方の食事に用いられることも。ほかにも家庭薬の甘味料や口腔清涼剤の味付け、食品や歯みがきの天然甘味料、化粧品の材料や入浴剤などさまざまな用途に利用されています。(※1,2,3)

甘茶の淹れ方

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