目次
小見出しも全て表示
閉じる
エモーショナル・イーティングとは
エモーショナル・イーティングとは直訳すると「感情的な摂食」。これは数年前から海外で認知されはじめてきた考え方だそうで、具体的には体が欲している食欲ではなく、心や感情が欲する食欲のことをさします。
数年前からアメリカで認知され始めており、ストレス・寂しさ・不安・不満といった心理状態を、「食べること」によってのみ解消しようとする行為
出典: ameblo.jp
例えば、疲れているときに甘いものが欲しくなる、食後には必ずデザートが食べたくなる、飲み会の〆はラーメンを必ず食べるなど、生きるために必要ではない食欲などがあります。これは、精神的に満たされない気持ちや不満を食べることで解消しようとしている行為の一つです。
こんな経験はありませんか?
・わけもなく甘いものが食べたくなる
・食べる量が増えていると分かっているのにセーブできない
・空腹でないのに食べてしまう
・無意識に食べている自分に気付くことがある
という場合は非常に危険で、すでにエモーショナル・イーターである可能性が極めて高い
出典: ameblo.jp
陥りやすい人の特徴と原因
ストレス
専門家の多くが指摘するようにその原因の大半はストレス。なにかストレスを感じたとき、好きなものを食べることによって気を紛らわそうという心理メカニズムが働く
出典: googirl.jp
人はストレスを感じると、中枢神経が乱れ、食欲のコントロールが効かなくなります。そうなると常に「何か食べたい」と思う容ようになり、脳はコルチゾール値を高めます。そのコルチゾールは塩分の強いものや、高脂肪食品、甘いものへの欲求を引き起こす原因となります。
ストレスによりドーパミンが分泌され、セロトニンの分泌量が減ります。そうなると、満腹を感じなくなり、どんどん食べてしまうとか。
偏食
体が必要としている栄養素が足りないと感じると、「何か食べたい感じ」がおさまりません。
摂取カロリーは十分満たしていても、偏食のせいで栄養が偏っていると、体は足りない栄養を欲します。「何か食べたい感じ」がおさまらず、どんどん摂取カロリーが増えてしまうのです。たとえば食事でなくお菓子ばかり食べていると、満足感がえられないのはそのためです。
不快な感情
怒りや不安、悲しみや退屈など不快な感情を解消するために「食べる」ことで一時的な快楽を得ようとしてしまいます。
不快な感情を解消するため、もしくは何か満たされない気持ちを食欲で満たそうとするために「食べる」という行為に走ってしまいます。食べることで副交感神経が優位になり、不快な感情は一時的に解消されますが、それは少しの間だけです。
改善策と対処法
まずはその原因を探ることです。なにが自分の食欲の引き金になっているかを考えましょう。ストレス、もしくは不快な感情を解消するためなのか、バランス良く食べ物を摂取していないのか、ただ習慣化されてしまっているのか…。何が原因かを知れば、感情的な食欲をコントロールすることができるそうです。
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング