ライター : macaroni 編集部

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老舗フルーツ専門店直伝。おいしいりんごの選び方

Photo by macaroni

子どもから大人まで幅広く人気で、なじみ深いフルーツのひとつ「りんご」。秋から冬にかけてが旬のりんごは、スーパーでも目にする機会が増えてくる時期です。これからが旬となるりんごも、おいしい選び方がわかれば秋のくだもの生活が充実するはず。

第3弾となる今回も、創業136年目の歴史を持つ老舗フルーツ専門店「新宿高野」の広報担当・フルーツコーディネーターである久保直子さんに見分け方のポイントを教えてもらいました。

1. おいしいりんごは叩くとカンカン音がする!?

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ーー第3弾はこれから旬となるりんごのおいしい選び方を教えていただきたいと思います!りんごは特にどの部分が見極めるポイントになってきそうですか。

久保直子さん(以下、久保) りんごは種類が多く、赤いものから青いものまであるので、見た目では一概にどんなりんごがおいしいかは言えないんですね。でも中の状態は叩いてみるのもひとつです。
ーー叩いてみるというと、どのような風に?

久保 指ではじくようにして少し叩いてみると、音がします。カンカン……と透き通った音であれば鮮度のよいりんごボコッボコッと重い音がすると、鮮度が悪く実が黒くなっていたり、水分が抜けて果肉がボソッとしていたりするんです。ただ店頭ではむやみに触れないので、あくまでも予備知識程度に。

※売り場では叩かず、購入後にお試しください

2. 軸が太くて枯れていない

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ーー音を聞いて確かめる、簡単にできますね。ただおっしゃるとおり、店頭では実践しづらいのが残念……。見た目でわかるポイントはありますか。

久保 そうですね、まずは軸を見ることでしょうか。梨の回でもお伝えしましたが、あまり枯れあがっているものはおすすめできません。なるべく太くて緑色のしっかりとしているものを選ぶと、鮮度の高いりんごに出会えると思いますよ。

3. 白っぽいほうがいい?鮮度を知るには “ブルーム” に注目

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ーー鮮度は軸で見極められることがわかりました。せっかくならば甘いものを選びたいのですが、見た目で判断できるでしょうか。

久保 りんごの表面に見られる、白い粉のようなものをブルーム(果粉)に注目してください。果実から自然に分泌されている天然物質。ブルームは、くだものの水分蒸発を防いだり、病気などから守ってくれています。ですから、果粉がまんべんなくついていると鮮度のよさを判断できるんですよ。

ぶどうなんかだとわかりやすいのですが、りんごだってあります。ついワックスのようにツヤツヤと光ってしまっているものを選びたくなりますが、少し白っぽいものがいいですね。

りんごの正しい保存方法

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ーー本連載も3回目、続けてご覧いただいている読者のみなさんはおわかりかも知れませんが、りんごの正しい保存方法はありますか。

久保 そうですね、りんごも桃や梨と同じく花落ちを上にすることが重要です。やはり木になるくだものは、花が咲いていた “花落ち” から傷みますから。見た目もかわいいので、つい軸を上にして置いておきたくなりますが、おいしく食べたいのなら避けてくださいね。

秋のくだものの詳しい保存法はこちら▼

身近なくだものだからこそ、正しい選び方を知るべし

購入前に確かめられる、りんごの見極めポイントは軸、ブルーム。りんごも種類豊富なフルーツのひとつなので、すべて同じ見方とは言えませんが、次にお買いものするときの参考にしてみてくださいね。りんごの旬はまだまだこれから、おいしい時期を逃さずに秋の味覚をたっぷり楽しみましょう。

※品種、時期、天候などによって違う場合もあるため、本記事で紹介した内容は絶対的なものではありません
取材協力
これまでの連載はこちら▼
取材・文/岩田知夏
撮影/實重かおり
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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