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タイ料理でも中華風?なじみ深い味わい「豚肉と甘栗のタイ風おこわ」
炊飯器でもち米を炊くと、どうにもおいしくならない……と考えていませんか? だとすればそれは思い違い。炊飯器でも、蒸し器で蒸したようにおいしく炊き上げることはできるのです! 連載3回目となる今回は、タイ料理研究家の鈴木佳代子先生の「豚肉と甘栗のタイ風おこわ」をご紹介します。
タイ・バンコクにて料理研究家のアシスタントを務めながら、タイ文部省認定WandeeCulinarySchool、各料理学校、現地レストランなどで料理を学び、帰国。現在はタイ料理研究家、フードコーディネーターとして活動中。タイの地方色豊かな家庭料理と、お酒に合うつまみ料理が得意。
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「豚肉と甘栗のタイ風おこわ」のレシピ
「タイ料理は中華料理にとても影響を受けています。今回のおこわもそのひとつ。しょっぱめの豚肉と甘い栗を合わせることで、味わいに深みを出しています。
炊飯器でもち米を炊くとベチョッとしがちですね。炊けたらすぐに混ぜ、器に移し替える。そうすることで、もち米ひと粒ひと粒がもちもちとした、蒸し器で蒸し上げたような仕上がりになります。炊飯器でそのまま保温するのは絶対にNG!」
炊飯器でもち米を炊くとベチョッとしがちですね。炊けたらすぐに混ぜ、器に移し替える。そうすることで、もち米ひと粒ひと粒がもちもちとした、蒸し器で蒸し上げたような仕上がりになります。炊飯器でそのまま保温するのは絶対にNG!」
材料(2人分)
・もち米(3回洗いザルにあげておく)……1カップ(180cc)
・水……1カップ(200cc)
・豚肩ロース肉(1,5cm角に切りしょうゆ小さじ1杯で下味をつける)……70g
・干ししいたけ(水で戻し、薄切り)……2枚
・にんじん(1cm角に切る)……70g
・干し海老(中華食材・水で戻す)……大さじ1杯
・甘栗……8粒
・太白ごま油(なければくせのない油、植物油など)……大さじ2杯
・パクチー……適宜
A にんにく(みじん切り)……1片
A パクチーの根(みじん切り)……1本
A こしょう……小さじ1/8杯
B しょうゆ……大さじ1杯
B オイスターソース……大さじ1/2杯
B 砂糖……大さじ1/2杯
・水……1カップ(200cc)
・豚肩ロース肉(1,5cm角に切りしょうゆ小さじ1杯で下味をつける)……70g
・干ししいたけ(水で戻し、薄切り)……2枚
・にんじん(1cm角に切る)……70g
・干し海老(中華食材・水で戻す)……大さじ1杯
・甘栗……8粒
・太白ごま油(なければくせのない油、植物油など)……大さじ2杯
・パクチー……適宜
A にんにく(みじん切り)……1片
A パクチーの根(みじん切り)……1本
A こしょう……小さじ1/8杯
B しょうゆ……大さじ1杯
B オイスターソース……大さじ1/2杯
B 砂糖……大さじ1/2杯
作り方
1. Aを炒め、香りが出たら肉を加えて炒める
フライパンに太白ごま油と A を入れ、弱火で炒めます。香りが出てきたら豚肩ロース肉を入れ、中火で炒めます。
「にんにく、パクチー、こしょうは、タイ料理では“仲良し3人組”とも呼ばれるメインスパイス。今回のレシピもこの3人組が味の決め手です。パクチーの根がない場合は、茎の部分を細かく刻んで使ってください。お肉の加熱具合は、白っぽくなって表面が固まるくらいの感じで。焼き色がつくほどしっかり炒める必要はありません」
「にんにく、パクチー、こしょうは、タイ料理では“仲良し3人組”とも呼ばれるメインスパイス。今回のレシピもこの3人組が味の決め手です。パクチーの根がない場合は、茎の部分を細かく刻んで使ってください。お肉の加熱具合は、白っぽくなって表面が固まるくらいの感じで。焼き色がつくほどしっかり炒める必要はありません」
2. 干ししいたけ、もち米、干し海老、にんじん、Bを加えて炒める
肉に火が通ってきたら、まず干ししいたけを炒め、香りが出てきたらもち米、干し海老、にんじん、最後に B を加えて炒め合わせます。
「オイスターソースはメーカーによって塩分量が違います。中国産のオイスターソースはたいていタイ産よりも塩分が多いで、中国産を使う場合は量をややひかえめに」
「オイスターソースはメーカーによって塩分量が違います。中国産のオイスターソースはたいていタイ産よりも塩分が多いで、中国産を使う場合は量をややひかえめに」
3. 2と甘栗、水を内釜に入れ、炊飯する
炊飯器の内釜に 2 と甘栗、水を入れて混ぜ合わせたら、炊飯します。
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