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もち米に賞味期限はある?
もち米は、基本的に賞味期限が定められていません。消費者庁が定める食品表示法では、賞味期限・消費期限は主に加工食品に明記することが義務づけられています。もち米を含む、精米や玄米は加工食品に該当しないため、パッケージに記載しなくてもよいとされているのが理由。
なお、もち米や精米などのパッケージには、精米年月日や内容量などの5項目を表示するよう定められています。(※1,2)
なお、もち米や精米などのパッケージには、精米年月日や内容量などの5項目を表示するよう定められています。(※1,2)
賞味期限の目安は?
農林水産省では、賞味期限を「未開封の状態で袋や容器に記載された保存方法を守って保存していた場合、品質が変わらずにおいしく食べられる期限」と定めています。消費期限と違い、期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
では、もち米の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?未開封、開封の目安をそれぞれ解説します。(※3)
では、もち米の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?未開封、開封の目安をそれぞれ解説します。(※3)
未開封の場合
未開封のもち米は、春夏であれば約1ヶ月、秋冬が2ヶ月が賞味期限の目安です。季節によって賞味期限の目安が異なるのは、日本の気候やもち米の特徴によるもの。米は高温多湿に弱いため、湿気の多い春夏はカビが発生するおそれがあります。
特に、夏場は注意が必要。劣化が早まるおそれがあるため、賞味期限の目安よりも早めに食べ切るのがおすすめです。(※4)
特に、夏場は注意が必要。劣化が早まるおそれがあるため、賞味期限の目安よりも早めに食べ切るのがおすすめです。(※4)
開封後の場合
開封後のもち米は、鮮度が落ちていると思っていませんか?実は、開封後であっても賞味期限の目安は、未開封のものと変わりありません。その理由は、米袋にあります。米袋には細かい穴がたくさんあいていて「未開封=密閉」ではないんです。そのため、開封後でも鮮度に影響はありません。
ただし、長期間空気に触れていると、もち米が酸化して味が落ちる原因に。また、賞味期限は保存状態によって異なるため、できるだけ早く使い切ることをおすすめします。
ただし、長期間空気に触れていると、もち米が酸化して味が落ちる原因に。また、賞味期限は保存状態によって異なるため、できるだけ早く使い切ることをおすすめします。
見た目で分かる?古くなったもち米の変化
もち米を含む米類は、精米の状態で腐ることはほとんどありません。そのため、見た目で見分けるのはむずかしいとされています。しかし、カビが生えた米は黒っぽく変色したり、研いだときにカビくさかったりするため、見極めやすいです。このようなもち米を食べるのは避けてください。
もうひとつのポイントは触感。新しい米は手につくことが多いのに対し、古い米は手につきにくかったり、白い粉がついたりすることがあります。
なお、前述のとおりもち米は傷みにくいので、変色や異臭がなければ数年前のものでも食べることができます。ただし、古い米は水分量が減ってしまうため硬く、粘りがなくなってしまうことが多いです。新しいものにくらべると、味の差は歴然なのでおすすめしません。
もうひとつのポイントは触感。新しい米は手につくことが多いのに対し、古い米は手につきにくかったり、白い粉がついたりすることがあります。
なお、前述のとおりもち米は傷みにくいので、変色や異臭がなければ数年前のものでも食べることができます。ただし、古い米は水分量が減ってしまうため硬く、粘りがなくなってしまうことが多いです。新しいものにくらべると、味の差は歴然なのでおすすめしません。
ちょっと古いもち米、おいしく食べる方法はある?
もち米がちょっと古くなってしまったとはいえ、捨てるのは抵抗がありますよね。そのようなときは、ひと手間加えましょう。新米同様とまではいえませんが、そのまま炊くよりずっとおいしくいただけますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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