冷蔵庫で保存する場合

もち米は冷蔵庫で保存することができます。水分がつくと米が傷むため、密閉できる蓋付き容器に入れましょう。米は、野菜室や冷気が直接あたりにくいドアポケットでの保存が適しているため、保存場所に合うサイズの容器を選ぶと使いやすいですよ。

保存期間は常温と同じく、春夏なら約2週間~1ヶ月、秋冬は2ヶ月が目安です。(※5)

冷凍はできる?

もち米に限らず、米類は冷凍保存に適していません。冷凍すると、精米には含まれている水分が凍り、米の細胞が壊れてしまいます。米がひび割れ、炊いたときの味や風味が落ちてしまうため、冷凍保存は避けましょう。

精米前の玄米だと長持ちする

もち米は、精米前の玄米だと長く保存できます。玄米は糠に覆われているため酸化の遅らせることができるんですよ。精米したもち米の保存期間が1~2ヶ月程度なのに対し、玄米のもち米は保存期間が半年ほど。ただし、保存場所の温度や湿度などの環境によって異なるため、あくまでも目安にしてくださいね。(※5)

もち米の活用レシピ

おもてなしに♪ もち米シュウマイ

豚ひき肉で作る肉だねにもち米をまぶすと、お店のような見た目のシュウマイに。もち米をあらかじめ水に浸すのがポイントです。皮で包む手間がいらないので、見た目よりも簡単に作れます。普段の食卓だけでなく、おもてなしにもGOOD。

春爛漫♪ 関西風桜もち

蒸したもち米であんこを包む、関西風桜もちを手作りしてみませんか?蒸し器がなくても、電子レンジで簡単に作ることができますよ。食紅で色付けするもち米は、淡いピンク色がとてもきれい。もち米をつぶしすぎず、食感を楽しんでくださいね。

もち米の賞味期限が過ぎても無駄なく使い切ろう!

もち米の賞味期限は、最長2ヶ月程度。賞味期限はあくまでも目安なので、少し古くなってもすぐに捨ててしまわず、ひと手間加えて使い切りましょう。なるべく余らないように、炊き込みごはんやおかずに活用するのもおすすめです。

なお、もち米は賞味期限内であっても、保存状況によっては傷んでしまうことが。購入時とくらべて見た目やにおいが違うときは、食べるのを避けてください。もち米を正しく保存し、無駄なく活用してくださいね。

まとめ

  1. もち米は、基本的に賞味期限が定められていない
  2. 春夏であれば約1ヶ月、秋冬が2ヶ月が賞味期限の目安
  3. もち米は傷みにくいので、変色や異臭がなければ数年前のものでも食べることができる
  4. ちょっと古いもち米は、丁寧に洗い、いつもより水を多めにして炊く、炊き込みごはんにするなどでおいしく食べることができる
  5. 常温保存は、蓋付きの容器を使用して直射日光があたらず風通しのよい場所へ、冷蔵庫保存は密閉できる蓋付き容器に入れ、野菜室や冷気が直接あたりにくいドアポケットでの保存が適している
【参考文献】
(2022/03/14参照)
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