ライター : おがわひろこ

料理ブロガー

いろいろ使えてとっても便利な3つの作り置き

今回はいつもとはちょっと趣向を変えて、スタンダードな作り置き料理1品と、私がいつも常備しているアレンジ自在なお肉の蒸焼き、万能ダレをご紹介します。どれも簡単で、どなたでも手軽に作ることもできますよ。

今回の週末作り置きはこの3品

Photo by おがわひろこ

左から、

1. 塩豚と野菜の蒸焼き
2. 具材たっぷり!食べ応え満点の卯の花
3. お肉をさらにおいしくする生姜香るさっぱりねぎダレ


です。

1. お鍋でほったらかし料理「塩豚と野菜の蒸焼き」

Photo by おがわひろこ

おしゃれで、自分で作るとなるとハードルが高い料理に見えると思います。しか〜し! これはお鍋まかせのほったらかし料理。実はとっても簡単なんです。

材料(作りやすい分量)

・豚肩ロース肉……1本(約450〜500g)
・じゃがいも……5個
・ニンジン……1〜2本
・玉ねぎ……1個
・ニンニク……2片
・ローリエ……3枚
・白ワインもしくは酒……3/4カップ
・サラダ油……大さじ2杯
・ブラックペッパー……適量
A 塩……小さじ2杯
A 砂糖……小さじ1杯
A ブラックペッパー……少々
B サラダ油……大さじ2杯
B 塩……小さじ1杯
B ブラックペッパー……適量

作り方

1. 豚肉にたこ糸を巻き、A をすり込み保存袋に入れて10分置く(ゆっくり作る時間があるときは1〜3日置くと、しっかり味が馴染みます)

2. じゃがいもは皮付きのまましっかりと洗い、水気を拭いておく。ニンジンも皮付きのまましっかりと洗って水気を切り、食べやすい大きさに切る。玉ねぎの皮をむき、1/4サイズに切る。野菜すべてをボウルなどに入れ、B を絡める

3. 鍋にサラダ油と包丁の背で潰したニンニクを入れて熱し、豚肉を入れて全体を中火で焼き、ひっくり返しながら焼き色をつける

Photo by おがわひろこ

4. 一旦火を止め、豚肉のまわりに野菜を入れ、白ワインもしくは酒をふりかける。ローリエをのせて蓋をし、弱火で20分蒸焼きする。(途中豚肉を上下しながら)火を止めて10分放置し、余熱で全体に火を通して完成

Photo by おがわひろこ

鍋や火力(IHやガス)などにより、野菜全体に火が通る時間に多少の誤差が生じることがあります。途中、野菜に爪楊枝などを刺して確認し、中までしっかりと火が通っていない場合は、10分ほど多めに火にかけてみてください。

Photo by おがわひろこ

上記の撮影では野菜を一緒に蒸しましたが、豚肉だけでも構いません。この塩豚はそのまま食べてもおいしいですが、小さく刻んでチャーハンに入れるのもおすすめ。

また、サンドイッチの具にするのも良いですし、細く刻んでピーマンと一緒に塩コショウで炒めれば、朝ごはんやお弁当おかずにぴったりなひと品になります。味がもの足りないと感じた場合はマヨネーズを。

2. 具材たっぷり!食べ応え満点「卯の花」

Photo by おがわひろこ

意外と味付けがむずかしく、箸休めのようなおかずだと思っている方が多いだろう卯の花ですが、このレシピは具材たっぷり!食べ応え満点です。粉末の出汁を使うことで、味付けも簡単にしました。この機会にぜひ作ってみてください。

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