カルシウム

ミルクティーの材料である牛乳には、カルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムは骨や歯を形成する材料になるほか、筋肉の収縮を助けたり、血液の凝固作用を促したりします。血液中のカルシウムが不足すると骨を壊してカルシウムを補うため、骨が脆くなる原因になります。

カルシウムは含まれている食品によって体への吸収率が異なりますが、ミルクティーに使う牛乳は、カルシウムの吸収率が高い食品ですよ。(※10,11)

ビタミンB2

ミルクティーの材料である牛乳には、ビタミンB2が豊富に含まれています。

ビタミンB2は糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーにするはたらきがあります。代謝に関わる栄養素なので、体をたくさん動かし、エネルギーの消費量が多い人ほど必要量が増しますよ。

また、皮膚や粘膜の健康を保つはたらきもあるので、不足すると口内炎や口角炎などが起こりやすくなります。(※12)

ダイエット中にミルクティーを飲むときのポイント

ポイント

  1. 無糖のものを選ぶ
  2. 低脂肪牛乳を使う
  3. 砂糖の量を控える

無糖のものを選ぶ

紅茶の糖質は100gあたり0.1gとわずかですが、入れる牛乳や、砂糖の量によってカロリーや糖質量が大きく変わります。糖質はとりすぎると肥満をまねく原因になるので、ダイエット中は注意しましょう。

市販のミルクティーは、砂糖を多く含んでいるものもあります。ダイエット中は無糖のものを選べば、ヘルシーなミルクティーを楽しめますよ。(※8,9)

低脂肪牛乳を使う

ミルクティーに使用する牛乳のカロリーや脂質が気になる方は、低脂肪牛乳を使うのがおすすめです。100gあたりの普通牛乳のカロリーは67kcal、脂質は3.8gですが、低脂肪牛乳は46kcal、脂質は1.0gです。

普通牛乳を低脂肪牛乳に変えるだけで、カロリーと脂質を抑えることができますよ。低脂肪牛乳でも使う量が多いとカロリーや脂質が高くなるので、使用量には気をつけましょう。(※13)

砂糖の量を控える

ダイエット中は無糖のミルクティーがおすすめですが、砂糖を入れたい場合は少量にしましょう。砂糖大さじ1杯(9g)あたりには、8.9gの糖質が含まれています。砂糖の量を控えるとカロリーや糖質も下がるので、へルシーなミルクティーになりますよ。

また、スパイスを入れるのもおすすめの飲み方です。香りが豊かになって味わい深くなるので、甘みが少なくても満足感の高いミルクティーになります。(※14,15)
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