ライター : macaroni 編集部

プロ推薦のコーヒーグッズでおうちコーヒーをレベルアップ

前回は「コーヒー 豆の買い方」について教えていただきました。第3弾となる今回は、コーヒーグッズについて。

コーヒーグッズを買うことでなにが変わるのか。そして、買い集めるための費用はどれくらいなのか。さらに、ビバ中川さん厳選のコーヒーグッズをピックアップし、初心者でも扱いやすくてコーヒーをおいしく淹れられる魅力的なアイテムをご紹介します。

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教えてくれた人

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アドバンスド・コーヒーマイスター/ビバ中川さん
日本スペシャルティコーヒー協会認定アドバンスド・コーヒーマイスター。株式会社アマナのコーヒークリエイターとしても活躍中。コーヒーは“五感を刺激するメディア”と称し、バリスタにとどまらずカフェの監修や新しいコーヒーの楽しみ方を提案するなど活動の幅を広げている。自身のコーヒーネーム「VIVA(ビバ)」を冠したお店「VIVA COFFEE」が2021年4月中旬にオープン予定。

コーヒーグッズの有無でなにが変わるの?

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ドリップポットがなくても自宅の電気ポットで代用できますし、コーヒーミルがなくても挽いた豆を購入すれば不都合はなさそうに思えますが、それでもコーヒーグッズは必要なのでしょうか?ビバ中川さんに素朴な疑問をぶつけてみました。

「初心者がコーヒーグッズを取り入れるメリットは、味が安定しやすい点ですドリップポットは注ぎ口が細いので、狙ったところに確実にお湯を落とせます。

初心者にありがちなのが、コーヒー全体にお湯を行き渡らせようとするあまり、一度にたくさんのお湯を注ぎすぎてしまうこと。注ぎすぎてしまったお湯はコーヒーを通らずそのまま下に落ちてしまうため、味が薄くなったり雑味が出たりする原因になります」

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「そして、初心者の方にぜひ取り入れてほしいのがコーヒーミル!コーヒー豆は多孔質構造になっており、なかの小さな穴にコーヒーのオイルやアロマなどがたくさん詰まっています。

コーヒー豆を挽くと真っ先に抜けていくのはアロマ。味わいが変わる原因にもなります。大げさではなくコーヒーミルがあるだけで人生が変わるくらい、挽きたてのおいしさは格別です」

最初に買うべきコーヒーグッズ。そろえるための初期費用は?

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ドリッパー、コーヒーミルなどコーヒーグッズはさまざまで、何を買えばいいかわからないという人もいるはず。ハンドドリップに必要な道具について聞きました。

「そろえておきたいのは、お湯を注ぐ専用のポットであるドリップポット、抽出器具のドリッパー、抽出したコーヒーを受け止めるサーバー、コーヒー豆を細かく挽くコーヒーミル4点です。

製品にもよりますが、すべての器具をそろえると、初期費用はだいたい2万円程度。ただし必ずしもすべての器具が必要なわけではなく、状況に応じてそろえればよいと思います」

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マグカップに直接ドリッパーをセット。この方法ならサーバーいらず
「たとえば1杯分のコーヒーしか淹れない場合は、マグカップに直接ドリッパーをセットしてもよいです。

ただしコーヒーは最初に抽出したものは味が濃く、最後は薄くなるため、2杯分以上淹れる場合はサーバーがあったほうが便利です。マグカップにそそぐ前に、サーバーを揺らして撹拌させると濃度が均一になります」

プロが厳選!ビバ中川さんおすすめのコーヒーグッズ

ドリップポット

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株式会社カリタ「コーヒー達人・ペリカン1ℓ」
まずドリップポットからご紹介します。私のおすすめはKalita(カリタ)のペリカン。ドリップポットというと細長い注ぎ口をイメージする方が多いと思いますが、このポットの注ぎ口はペリカンのくちばしのような形をしています。

細長いだけの注ぎ口だと空気の抜け道がないぶん、お湯の戻りが少し遅くなります。

ペリカンなら注ぎ口のおかげで安定して細く注げるだけでなく、湯止まりがいいんです。注ぐのを止めたいときにピタッと止められるので、初心者にとっては使いやすいでしょう。

そのほかだと、HARIO(ハリオ)の『V60ドリップケトル・エアー』も、お湯の残量が見えやすく、軽量なので使いやすくておすすめです

ITEM

コーヒー達人・ペリカン1ℓ

¥2,727〜

本体サイズ(mm):210×110×200 本体重量:625g 材質:ホーロー製 接地底径:約95mm 満水容量:1L 日本製

※2022年4月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ITEM

V60ドリップケトル・エアー

¥940〜

製品サイズ(mm):幅177 × 奥行78 × 高128 口径 78Φ 容量(実用容量):350ml 重量(個箱含む):200g 材質:PCT樹脂 原産国:日本製

※2022年4月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

コーヒードリッパー

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メリタジャパン株式会社「アロマフィルター」
「続いてはコーヒードリッパー。ドリップってむずかしいイメージがあると思いますが、ドリッパーにサポートしてもらえば意外と簡単にできるんですよ。

Melitta(メリタ)のアロマフィルターは、抽出口と呼ばれる穴が小さいうえに、ひとつしかありません。

なかなかお湯が落ちないので、一気にお湯を全部入れて待つだけでOK。しかも抽出口が少し高い位置にあるため、えぐみを落とさず毎回おいしいコーヒーが淹れられるんです。

ちょうど1杯分のサイズなので、使い勝手もよいですよ」

ITEM

アロマフィルター

¥342〜

サイズ(mm):幅110×奥行95×高さ72

※2022年4月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「HARIO(ハリオ)のガラス製ドリッパーもおすすめ。下部に小さな鉄球が仕込まれていて、スイッチを切り替えると抽出口をふさげます。ドリップ中にお湯がまったく落ちないので、毎回お湯の量を一定に保つことができるのです。

1分置いてスイッチを切り替えれば、均等に圧をかけながら抽出可能なため、味がブレずにプロのような仕上がりになります。また、株式会社カリタの『WDC-155』もおすすめです」

ITEM

浸漬式ドリッパー スイッチ

¥2,400〜

サイズ(cm):W11.8×D11.5×H13.3 素材:本体/耐熱ガラス フタ/AS樹脂 フィルター・ステンレス球/ステンレス ホルダー/シリコーンゴム スイッチ/ポリプロピレン 生産国:日本 1から4杯用 浸漬式ドリッパー

※2022年4月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ITEM

WDC-155

¥7,045〜

サイズ(cm):7×11×11 素材・材質:銅 生産国:日本 対応人数:1~2人用 対応フィルター:ウェーブフィルター155

※2022年4月14日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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