7. ニューヨーカーを虜に「ザ・シティ・ベーカリー 東急プラザ銀座」

Photo by ザ・シティ・ベーカリー 東急プラザ銀座

数寄屋橋交差点すぐそば、東急プラザ銀座の地下2階に店を構える「THE CITY BAKERY (ザ・シティ・ベーカリー)」。1990年にニューヨークで創業した「ザ・シティ・ベーカリー」が、銀座に初出店したお店です。カフェを併設したベーカリーは、銀座で働く人々や買い物客にも大人気。

創業者のモーリー・ルービン氏は、エミー賞を2度も受賞した元TV局の敏腕プロデューサーです。異色の経歴をもつパン職人として、独創的なアイデアのパンを次々とうみだし、話題を席巻。ニューヨーカーから絶賛された数々のパンを、銀座でも味わえますよ。

プレッツェル・クロワッサン

Photo by ザ・シティ・ベーカリー 東急プラザ銀座

356円(税込)
「プレッツェル・クロワッサン」は、ルービン氏が考案したオリジナル看板商品。プレッツェルとクロワッサンのいいとこどりをしたユニークなパンで、不動の人気を誇ります。

見た目は、普通のクロワッサンよりちょっと大きめ。表面には岩塩とゴマがまぶされ、香ばしく焼き上げられています。塩気のあるサクサクした皮はまさにプレッツェル……と思いきや、バターの香りが豊かなもちもちした生地を噛みしめると、クロワッサンを食べている感覚に。

塩味と甘味が交差する、甘じょっぱさがクセになります。食べ応えも十分!
店舗情報

8. 時代を超えて愛される「銀座木村家 銀座本店」

Photo by 銀座木村家 銀座本店

銀座のパン屋さんといえば、中央通りにある「銀座木村家」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?あんぱんの元祖であり、明治維新後、日本にパン文化を定着させた老舗ベーカリーです。

あんぱんのおいしさの秘訣は、独自の酒種(さかだね)生地にあります。米文化が根付く日本人の嗜好に合わせて、明治7年に開発されました。しっとりとした生地で餡を包んだあんぱんは、和風の味わいが大好評。同年に銀座に店舗を構え、伝統の味を今に伝えています。

店内には、種類豊富なあんぱんをはじめ、菓子パンや総菜パン、フランスパンなど多彩なラインアップ。ベーカリーのほか、カフェやグリル、レストランも併設され、さまざまなシーンで利用できますよ。

酒種あんぱん 桜

Photo by 銀座木村家 銀座本店

170円(税込)
甘味と塩味のバランスが絶妙な「酒種あんぱん 桜」。明治8年に明治天皇へ献上されたことでも知られ、銀座木村家の顔ともいえる名物パンです。

あんぱんのへそに埋められているのは、八重桜の花びら。梅酢に漬け込んでから、塩漬けにしたものです。こし餡には北海道産の厳選したあずきを使い、独自の炊きあげ法により、コクのある甘味を引き出しています。

ひと口頬張ると、ふんわりもっちりの生地とこし餡の風味がベストマッチ。花びらの塩味とほのかな酸味が味のアクセントになっています。ついついもうひとつと手を伸ばしたくなるおいしさです!
店舗情報

パン好きは銀座へ!

気になるお店はありましたか?銀座に出店するパン屋さんは、それぞれにストーリーがあり、パンにも個性があります。これだけハイクオリティーのパン屋さんがひしめく街は、そうそうありません!

日々の食事用としてはもちろん、贈り物にも使えるパンがそろうのは、銀座ならでは。パン屋さんをめぐりながら、銀ぶらをするのも楽しいですよ。ぜひ、お好みのパンを見つけてくださいね♪
※ 記事の内容は公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ