ライター : 今野 直倫

JSFCAコーヒーソムリエ / バリスタ

1. カフェ文化発祥の老舗「カフェーパウリスタ」

銀座のコーヒーを語るうえで絶対に外せない喫茶店が、「カフェーパウリスタ」です。日本の喫茶店文化を作ったといっても過言ではない名店で、明治43年から100年以上もこの地で続いています。最盛期には、全国で20店舗以上を展開していたそうです。

芥川龍之介やジョンレノンも訪れたという歴史ある喫茶店で、コーヒーを嗜んでみてはいかがでしょうか。

森のコーヒー

おすすめは、看板メニューである「森のコーヒー」です。農薬・化学肥料をまったく使わずに栽培されたブラジル産のコーヒー豆を、自社工場で焙煎。ハンドドリップで丁寧に抽出された一杯は、香ばしさと果実感が絶妙に混ざり合っています。

「銀ブラ」の始まりの場所「カフェーパウリスタ」で、ブラジルコーヒーをいただいてみてはいかがでしょうか。
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2. 銀座のコーヒーが100円で!「トリバコーヒー」

銀座のおしゃれな通りに店舗を構える、これまたおしゃれなコーヒーショップが「TORIBA COFFEE(トリバコーヒー) 銀座店」です。

普段使いしたいコーヒーカップや器具から、ギフトにぴったりなかわいいパッケージのコーヒーまで、ずらりと並んでいます。コーヒー好きの方であれば、お店に並んだアイテムを見るだけでも楽しめるでしょう。

もちろん、店内でコーヒーをいただくことができるので、おしゃれなグッズに囲まれながら一杯いただくのも良いですね。

テイスティングコーヒー

おすすめメニューは、「テイスティングコーヒー」です。銀座の高級なコーヒーが、何と100円(税込)でいただけてしまいます。テイスティングといってもカップは通常サイズなので、物足りないということはありません。

ただし、日によって使用されるコーヒー豆は変わるので、好みのコーヒーに出会えるかは運次第。銀座にお出かけの際は立ち寄って、偶然の出会いを楽しんでみてください。
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3. コーヒーひと筋の名店「カフェ・ド・ランブル」

西銀座にある路地の奥まったところにたたずむ喫茶店が、「珈琲だけの店 カフェ・ド・ランブル」です。1948年に創業した老舗の喫茶店で、古くからの常連さんが足繁く通っています。

店名のとおりコーヒーひと筋で営業しているだけあって、コーヒーの評判は別格。あの「ブルーボトルコーヒー」CEO・ジェームス・フリーマンも絶賛したそうです。

コーヒー通も舌を巻く本格的な味わいを、ぜひ一度堪能してみてください。

ストレートコーヒー

おすすめのメニューは、常時20種類以上が取りそろえられている「ストレートコーヒー」です。

カフェ・ド・ランブル」のコーヒー豆は、数年間熟成させたオールドビーンズ。それぞれ年代が異なっていて、なかには10年以上寝かせたものも存在します。

長年かけて熟成させたコーヒーは全体的にマイルドで、どこかクセになる味わいが特徴。ほかでは味わえないコーヒーを体感してみてください。
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