ライター : かやのゆみこ

イタリアソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ / 記者 / WEBライター

1. 大人が楽しむジャムパン専門店「銀座 月と花」

Photo by 銀座 月と花

東京メトロ日比谷線と都営地下鉄浅草線の東銀座駅を出てすぐ、昭和通り沿いに、大人向けのジャムパン専門店「銀座 月と花」があります。オープンは2019年12月。ジャムパンのオブジェが飾られ、スタイリッシュな外観が目を引きます。

店内に並ぶのは、季節のフルーツを使った色とりどりのジャムパン。ひとつひとつ丁寧に作られたパンが、常時12種類以上がそろいます。やわらかく甘いジャムパンのイメージをくつがえすという、大人のジャムパン……興味をそそられますよね。

パン生地に使うのは、丸いフランスパンのブール。パリッとふわふわに焼き上げてから注入されるジャムは、国産フルーツの酸味を活かした大人の味です。砂糖の量は通常の半分程度なんですよ。

ジャムパン

Photo by 銀座 月と花

350円、350円、300円、380円(すべて税込) 写真左から「究極のいちご」「キウイパパイヤマンゴー」「ブルーベリーとカシス」「シャインマスカット」の順
いずれも、パリッふわの生地の中に、果肉感たっぷりのジャムがびっしり詰まっています。季節ごとに商品は入れ替わり、どんなジャムパンに出合えるかはそのときのお楽しみ♪

オーブントースターで45秒~1分程度、焦げる直前までしっかり焼いてから食べるのがおすすめです。生地がカリッとして、より軽い食感に。

ジャムパン4個ごとに、フルーツ柄のかわいい専用箱に無料で入れてもらえます。女子ウケすること間違いなし。手土産や差し入れにもぴったりです。
店舗情報

2. 高級食パンひと筋「銀座に志かわ 銀座本店」

Photo by 銀座に志かわ 銀座本店

2018年、都営地下鉄浅草線の宝町駅近くにオープンした「銀座に志かわ 銀座本店」。高級食パンブームを牽引するお店のひとつです。銀座の街にすっとなじむ、上品で落ち着いた佇まい。白い暖簾に書かれた「食パン」という大きな文字からも、食パンに賭ける強い想いが伝わってきます。

お店の商品は「水にこだわる高級食パン」1種類1サイズ(2斤)のみ。パンの主原料のひとつである水にこだわり、仕込み水には、独自開発したアルカリイオン水が使われています。

水にこだわる高級食パン

Photo by 銀座に志かわ 銀座本店

864円(税込)
「水にこだわる高級食パン」はほんのりと甘く、絹のようにやわらか。耳までおいしいと評判です。アルカリイオン水が、カナダ産最高級小麦粉や生クリーム、バター、はちみつなど厳選した素材のおいしさを引き出し、バランスよく調和させています。

まずは生のまま、何もつけずに食べてみてください。焼きたての繊細な風味を味わえます。トーストすると外はカリカリ、中はモチモチの食感に。チーズをトッピングしてもいいですし、きんぴらごほうや奈良漬けといった和のお惣菜とも好相性です。意外なマリアージュを楽しめますよ。

銀座を代表する高級食パンは、大切な方へのギフト使いにもおすすめです。
店舗情報

3. フレンチスタイルが息づく「オーバカナル 銀座」

Photo by オーバカナル 銀座

銀座5丁目と6丁目の間を走るみゆき通り沿いに、「AUX BACCHANALES(オーバカナル)銀座」はあります。パリの街角にありそうな雰囲気がステキです。

お店がすべてに貫くのはフレンチスタイル。広々とした空間にはカフェやバーもあり、ブランジュリーにはハード系からデニッシュ、キッシュなどバラエティー豊かなパンが並びます。

1995年に原宿に誕生して以来、オーバカナルは時代や流行に敏感な人々が集う場所として名を馳せました。今もなお、自由で闊達なフレンチスタイルはしっかりと息づいています。

カンパーニュ・オレイユ(枕カンパーニュ)

Photo by オーバカナル 銀座

量り売り 2.5円/g(税込)
ハード系のパンのなかでも、おすすめしたいのが「カンパーニュ・オレイユ」。枕になりそうな大きさや形から、「枕カンパーニュ」とも呼ばれているんですよ。1g2.5円という量り売りスタイルなので、必要な分だけ購入できます。

北海道十勝産小麦を使い、自家製酵母でじっくりと発酵させたパンは、皮はパリッと香ばしく、生地はもっちりとした食感。小麦の甘味と旨味に加え、全粒粉が30%配合されているので、ほんのりとした酸味も感じられます。

ハムやチーズと合わせるのはもちろん、スープやソース系の料理と楽しむ食事パンとしても最適ですよ。
店舗情報
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