4. 塩分の摂り過ぎを調節する

レタスに含まれるカリウムは、細胞内液の浸透圧を調整し、一定にするはたらきがあります。そのため、ナトリウムを体の外に出しやすくする作用があり、塩分の摂り過ぎを調節しますよ。(※1,9)

5. 骨や歯を形成する

レタスに含まれるカルシウムは、骨や歯を形成するはたらきがあります。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するため、ビタミンDを多く含むきのこ類や鮭と組み合わせるのがおすすめです。(※1,10,11)

栄養価を比較|一番栄養があるレタスの種類は?

カロリー糖質量β-カロテンビタミンEビタミンCカリウムカルシウム食物繊維
レタス11kcal1.7g240μg0.3mg5mg200mg19mg1.1g
リーフレタス16kcal1.4g2,300μg1.3mg21mg490mg58mg1.9g
サニーレタス15kcal1.2g2,000μg1.2mg17mg410mg66mg2.0g
サンチュ14kcal0.5g3,800μg0.7mg13mg470mg62mg2.0g
ロメインレタス
(コスレタス)
16kcal1.5g510μg0.7mg8mg250mg29mg1.9g
サラダ菜10kcal0.9g2,200μg1.4mg14mg410mg56mg1.8g
(※1,12,13,14,15,16)
(※いずれも100gあたりの値です。)
6種類のレタスを100gあたりで比べると、どのレタスのカロリーも10〜16kcalの範囲内とさほど変わりません。表のビタミンやミネラルでは、数値が高いものが多いレタスはリーフレタスです。

また、緑黄色野菜は100gあたりのカロテン含量が600μg以上の野菜とされています。リーフレタスやサニーレタス、サンチュ、サラダ菜は緑黄色野菜に分類されますよ。(※17)

栄養価を比較|レタスとキャベツならどっちが栄養がある?

カロリー糖質量β-カロテンビタミンEビタミンCカリウムカルシウム食物繊維
レタス11kcal1.7g240μg0.3mg5mg200mg19mg1.1g
キャベツ23kcal3.4g24μg0.1mg38mg190mg42mg1.8g
(※1,18)
(※いずれも100gあたりの値です。)
レタスとキャベツを100gあたりで比較すると、カロリーと糖質量はキャベツのほうが約2倍高い数値です。そのほかの栄養素では、レタスはβ-カロテンやビタミンE、カリウムが高く、キャベツはビタミンCやカルシウム、食物繊維が高いです。

どちらのほうが栄養があるとは一概にはいえませんので、摂取したい栄養に応じて選ぶとよいですよ。

レタスの栄養を逃さない調理法や食べ方

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栄養を逃さない調理法や食べ方

  1. ちぎる前に洗う
  2. 油と一緒に食べる
  3. 生で食べる

ちぎる前に洗う

ビタミンCやカリウムは、水に溶け出しやすい性質があります。小さくちぎってから洗うと、栄養が流れ出しやすくなってしまうため、ちぎる前に洗うのがおすすめです。水に浸けたままにせず、さっと洗うように心がけましょう。(※7,19,20)
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