食物繊維

レタスには、100gあたり1.1gの食物繊維が含まれています。

食物繊維には水溶性と不溶性という2種類があり、それぞれ異なるはたらきがあります。水溶性食物繊維には、水に溶けてゼリー状になり、小腸での栄養素の吸収をおだやかにする作用が。

一方、不溶性食物繊維は、水分を吸収して腸を刺激し、スムーズな排便を促します。レタスには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、便秘対策に役立ちますよ。(※1,3)

たんぱく質

レタスには、100gあたり0.6gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、筋肉や皮膚などの体を構成する成分や、抗体やホルモンの材料として体内に存在し、生命維持に欠かせない栄養素です。たんぱく質の不足が続くと、体力や免疫力の低下につながるおそれがあります。(※1,4)

カリウム

レタスには、100gあたり200mgのカリウムが含まれています。

カリウムは、細胞の浸透圧を維持しています。また、ナトリウム(塩分)の排泄を促すため、食事の塩分量が気になるときは、カリウムを含む食品を摂るのがおすすめです。そのほか、神経伝達や筋肉の調節、酵素反応などにもかかわっています。(※1,5)

β-カロテン

レタスには、100gあたり240µgのβ-カロテンが含まれています。

β-カロテンは植物中の色素成分で、体内ではビタミンAとして作用します。また、増えすぎた活性酸素による酸化から体を守る作用や、免疫を強めるといったはたらきが。脂質と一緒に摂ることで、吸収率がよくなりますよ。(※1,6,7)

葉酸

レタスには、100gあたり73µgの葉酸が含まれています。

葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の産生をサポートします。そのため、葉酸が不足すると貧血を引き起こすおそれが。

また、DNAやたんぱく質の合成を促す、、細胞の産生を助けるなど、体の発育にとって重要な役割があります。細胞分裂や成熟に大きくかかわるため、特に胎児の正常な発育に大切な栄養素です。(※1,8)

ダイエット中にレタスを食べるメリット

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