ライター : 川端葉子

ライター

ライター歴25年。アイス&あんこ&泡ワインがやめられないアラヒフライターです。地元しずおかのグルメや見どころを新鮮な切り口でレポしたいです!

SNSで話題「青い富士山カレー」の正体と誕生秘話

Photo by 川端葉子

さまざまなメディアで話題になっている「青い富士山カレー」。「どんな味?どんな食材で作られているの?」……姿を見れば見るほど、謎は深まるばかりです。

そこで「青い富士山カレー」の正体を探るべく、山梨県立富士山世界遺産センターへ。誕生秘話や味わいをご紹介します。

青い富士山カレー発祥の地「富士山世界遺産センター」へ

Photo by 川端葉子

さまざまなメディアで引っ張りだこの「青い富士山カレー」。もともとは山梨県立富士山世界遺産センター内にあるカフェで提供されていた看板メニューでした。

SNSで話題になってからは、このカレーを目当てに訪れる人も多いとか。雄大な富士を見て、学んで、食べる!そんな楽しみ方ができるのも、富士山世界遺産センターならではかもしれませんね。

Photo by 川端葉子

実食レポの前に、せっかくなので館内を見学!

こちらは和紙でデザインされた全長15mの富士山。照明演出により四季折々の富士山の姿が映し出されます。

取材時の11月は、写真のように雪化粧をした富士山らしい姿を眺めることができました。「青い富士山カレー」もこんな富士山をイメージして作られたんですね。

富士山らしい富士山を、リアルに再現「青い富士山カレー」

青い富士山カレーセット

Photo by 川端葉子

1,500円(税込)
そして館内2階の「FUJIYAMA CAFE(フジヤマカフェ)」へ。

「フジヤマパンケーキ」や「逆さ富士ゼリー」など、富士山をモチーフにした個性派メニューが並ぶなかで、ひときわ目を引くのが「青い富士山カレー」。やはりいちばん人気だそう。

待ちに待った実物とのご対面。その第一印象は……青っ!本物そっくり!(笑)

白いご飯で形どられた富士山の8合目あたりから、鮮やかなティファニーブルーのカレールーがたっぷりと注がれています。具材はまわりに散りばめられたピクルスとベーコンのみ。ピクルスは樹海を、ベーコンは溶岩をイメージしているとのことです。

富士山に顔を近づけて香りを確かめるも、青色の正体は見当がつかず……。

いよいよ実食!舌と脳が混乱する!?

Photo by 川端葉子

富士山にスプーンを入れるのはおそれ多いけれど、少しずつ山肌をくずしながらいただきます。

気になるお味は……ん?んんん?カレーだ!良くも悪くも普通のカレー!

見た目とのギャップに、一瞬、脳が混乱。じっくり味わうと、ほんのり甘みを感じるクリーミー系のカレーで、最後にスパイシーさが余韻となって残ります。

「良くも悪くも普通のカレー」なんて言ってしまったけれど、食べすすめるにつれて味わい深さを実感。あっという間に完食しちゃいました。

2020年現在は「フジヤマカフェ」以外に、富士中央自動車道双葉SA下り内「富士山テラス」や「眺望の湯 ゆらり」「河口湖ハーブ館」などで「青い富士山カレー」を楽しむことができます。

Photo by 川端葉子

「青い富士山カレー」を制覇したらカフェ横のテラスへ。霊峰富士のパワーを全身に浴びて、心も体もリフレッシュしましょ!

開発者が明かす「青い富士山カレー」誕生秘話

Photo by 川端葉子

「青い富士山カレー」の開発を担当した芦澤 貴広さんは、富士山・山梨などに関連した商品の企画・開発・販売をおこなう集団「富士山プロダクト」のディレクター。

富士山ガイドとして30回以上も富士登山を経験するなど、富士山をこよなく愛していらっしゃいます。「青い富士山カレー」の誕生秘話についてお話を伺いました。

ー「青い富士山カレー」の誕生のきっかけは?

「富士山世界遺産センターに人を呼ぶためのコンテンツを考えてほしいと、相談を持ちかけられたことです。もっとも引きがあるのは『食』だと考え、カレーにメニューを絞りました。

富士山をモチーフにしたカレーはたくさんありますが、どれも茶色のカレーで似たり寄ったり。どうせならこれまでにないものを作りたい。そこで、富士山と聞いて誰もが思い描く、青×白の富士山をリアルに再現しようと思ったんです」(芦澤さん)

Photo by 川端葉子

ー開発する上でこだわった点は?

「この青色です。食の世界ではタブーとされるブルーにあえて挑戦しました。周囲には反対されましたけどね。茶色のカレーをどのように青くすればいいのか?どうやったらティファニーブルーのような鮮やかな色になるのか?試行錯誤の連続でした」(芦澤さん)

気になる青色の正体は?

「何十パターンも試した結果、ようやくたどり着いたのが、かき氷のブルーハワイです。独自に調合したカレーペーストにココナッツミルクと乳製品を入れて白いルーを作り、そこにブルーハワイと同じ材料を加えて色付けしました。

さらに、コクと旨みと奥深さを出すために、鶏肉と桃ピューレを入れて3時間以上煮込んでいます」(芦澤さん)

お取り寄せも!レトルトカレーが全国で販売

青い富士山カレー

Photo by 富士山プロダクト

200g・864円(税込)
「富士山世界遺産センター」でしか食べられなかった「青い富士山カレー」ですが、好評につきレトルトカレーとして商品化され、中央自動車道のSAや道の駅などで販売されています。お出かけがむずかしい方は通販で購入することもできますよ。

百聞は一見に如かず!気になる方はぜひ、ご自身の目と舌で確かめてみてください。雪帽をかぶった富士山の美しさは格別ですよ。
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