ライター : 今野 直倫

JSFCAコーヒーソムリエ / バリスタ

コーヒーの味わいはドリッパーによって変わる!

コーヒーの味わいは、ドリッパーによって大きく変わります。ドリッパーの形状によってお湯の落ちるスピードが変わり、溝(リブ)の深さや角度、穴の数・大きさによって味わいに変化が起こります。

コーヒードリッパーは、形状から2種類に大別できます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

コク深いコーヒーが楽しめる「台形型ドリッパー」

Photo by 今野直倫

台形ドリッパーは開いている穴が小さく、お湯がゆっくりと落ちる構造。コクが深く、苦味の強いコーヒーに仕上がります。

台形ドリッパーは、苦くて濃いコーヒーが好きな人におすすめです。穴の数はドリッパーによって1〜4つと幅があり、穴が少ないほどと苦味が強くなる傾向があります。

すっきりした味わいになる「円錐型ドリッパー」

Photo by 今野直倫

円錐形ドリッパーは穴が大きく、お湯が流れやすい構造。すっきりした味わいのコーヒーに仕上がる傾向があります。

また、注ぎ方によってお湯の落ちる速度を変えやすいというのも特徴です。気分によって味わいを変えたいという人は、円錐形ドリッパーが良いでしょう。

コーヒードリッパーを選ぶときのポイント

コーヒードリッパーを選ぶときのポイントは、主に素材と大きさ、そして形状です。以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

素材

プラスチック製

安価なものが多く、購入しやすいです。劣化しやすいというデメリットもあります。

陶器製・ガラス製

見た目がおしゃれで、部屋に置いておくだけでもインテリアになります。ただし、湯温が下がりやすいので、コーヒーを淹れる前にお湯をかけて温めておきましょう。
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