ライター : こと

京都のフリーライター

水筒の茶渋を簡単かつ安全に落とす方法

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夏の間に毎日使っていた水筒やベビーマグ。気が付くとうっすらと茶色い汚れが……。手軽かつ安全にきれいにしたいですよね。

そんなときにおすすめなのが、ダイソーで買える「過炭酸ナトリウム(粉末タイプ)」。本記事では、くわしい使い方と注意点を解説します。

用意するのは、ダイソーで買える「過炭酸ナトリウム」

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過炭酸ナトリウムとは、活性酸素の酸化力によって除菌・漂白・消臭効果が期待できる酸素系漂白剤です。分解後は水や酸素になるため、比較的環境に配慮したアイテムとして注目されています。

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ダイソーで購入できる「過炭酸ナトリウム(粉末タイプ)」は、表示を見る限りでは過炭酸ナトリウムが主成分でできており、界面活性剤や硫酸ナトリウムなどの添加物が含まれていません。

そのため添加物が少なく、正しく使えばベビーマグや哺乳瓶のお手入れにも活用できます。

手順

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水筒に過炭酸ナトリウムの粉を約大さじ1入れます。

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40~50℃のお湯を注ぎ入れます。

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シュワシュワと泡が立ち、汚れが浮いてきますよ。そのまま20分ほど置いて、水でしっかり洗い流したら完了です。

細かなパーツも漬け置きでOK

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水筒のパッキンや飲み口部分など、なかなか洗えない細かなパーツは漬け置き洗いがおすすめ。

大きめのボウルに40~50度のお湯を張り、そこに過炭酸ナトリウムを溶かして20分ほど漬け置けば、すみずみまで清潔に仕上がりますよ。

専用の洗浄剤と変わらない実力

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これまで水筒の茶渋やにおいが気になるときは、専用のボトル洗剤を使っていた筆者。正直、110円の商品で本当に汚れが落ちるのか不安でした。

ところが実際に使ってみると、想像以上の汚れ落ちにびっくり!うっすら残っていた茶渋がすっきりときれいになり、気になっていたにおいもほとんど残りません。仕上がりは専用洗剤と比べても遜色ないと感じました。

注意点

過炭酸ナトリウムを使用する際は酸素が発生するため、密閉容器に入れると危険です。必ずフタを開けた状態で使用しましょう。

またアルミや銅など、一部の金属に使用すると変色するおそれがあります。アルミの弁当箱や真鍮のカトラリーなどへの使用は避けてくださいね。

使用に注意が必要な素材

  1. アルミ・銅・真鍮
  2. 漆器
  3. 金・銀・貴金属類
  4. ウールやシルクなどの動物性繊維
  5. 革製品・色柄物の布製品
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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