ライター : macaroni 編集部

ひとりごはんなら見ためは度外視!【グロ旨メシ】

Photo by macaroni

料理は目でも味わうもの。たとえば、フレンチのシェフが作る美しい皿に対して覚える感動もまた、食の楽しみのひとつです。しかしその真逆、他人には見せられないような見栄えの食事だって、それはそれで魅力的。むしろ、ほのかな罪悪感がスパイスとなり、よりおいしく感じられるという方も少なくないでしょう。

色味が悪くたっていい、1ステップで作れる超簡単なものでいい。見栄え度外視で作る、自分のためだけの【グロ旨メシ】。今回、そんな【グロ旨メシ】を紹介してくれたのは、マカロニメイトとしても活躍中の“OL料理家”。時短調理を得意とする彼女のグロ旨メシは、いったいどんな食事でしょうか。

今回グロ旨メシを紹介するのは……

Photo by もあいかすみ

もあいかすみ さん OL料理家/マカロニメイト
高校時代に重度の貧血を患い、食の重要性を痛感。大学から栄養の道へ進み、大手食品メーカーに就職する。全国チェーン店のレストランや国内最大規模のテーマパーク、量販店のお惣菜など、幅広い業態に向け、メニュー・調味料開発やコンサルティング営業等の事業に従事。傍ら、Instagramで「OL仕事めし」をテーマとしたレシピを配信している。

小腹が空いたときはこれ!「超特急!あおさ玉味噌汁ごはん」

Photo by もあいかすみ

これは……見まごうことなき味噌汁ごはん。上にのっているのは卵と、おそらくはあおさでしょうか。学生時代、寝坊した朝に母ちゃんの前で作ってよく怒られたっけなあ……。私が食べていたそれと比べると大分ましではありますが、これまた映えないビジュアルです。

――このグロ旨メシを食べはじめたきっかけは?

おかずを食べ切ったあとに残ったごはんって、残すのはもったいないし、それだけで食べるのは味気ないですよね。そこで、味噌汁の中にごはんを入れて食べるということを小さな頃からよくやっていました。近くに人がいないタイミングを見計って(笑)。

あの頃から今も変わらず味噌汁ごはんが好きです。

――どんなときに食べている?

忙しい朝や小腹が空いたとき、疲れていて料理をする気力はないけどあたたかいごはんを食べたい……なんてときによく食べています。

あっという間にできて、ひと品で身体が温まり、汁物とごはんをまとめて摂れて、洗い物が少ない。いいことずくめです。

――どんなところが気に入っている?

ずずっとすすれる食べやすさとお手軽さです。

具材ごろごろの味噌汁よりも、固形物が少なくてすすって食べられる味噌汁のほうがごはんと相性が良い。これは味噌汁ごはんを長年食べ続けてたどり着いた結論です。なので、味噌汁ごはんにするときはまず、味噌汁の具材を食べ切ってからごはんを入れていました。

このあおさと卵の味噌汁にはそもそも大きな固形物がないので、味噌汁ごはんという食べ方との相性が抜群に良いです。まずは普通にすすって、途中で卵の黄身をわって絡めながら食べれば、味変もできて2度おいしくいただけます。

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