目次
4. 切り方でひと工夫。紅白かまぼこの飾り切り
おせち料理に欠かせないかまぼこは、半円形の形から初日の出を意味しています。また、紅白はおめでたい色の組み合わせとして使われ、赤は魔除け、白は清らかな心を表すと言われているんですよ。かまぼこをおせちに使う際は、「市松」「松葉」「手綱」の飾り切りで華やかにアレンジするのがおすすめ。
5. ごまの風味が広がる。たたきごぼう
ごまの香りがかぐわしいたたきごぼうは、やわらかく煮たごぼうを叩いて身を開き、開運の縁起をかついだもの。土の中に長く根を張るごぼうには、代々続くようにとの願いがこめられています。
6. 卵焼き器でふわふわ♪ 伊達巻き
江戸時代にしゃれた人を意味する“伊達者”の身に付けていた着物に似ていたことから、その名がついた伊達巻。巻き物の形と書物が似ていたことで学問や文化をイメージし、知識が豊富になるようにとの願いが込められています。
7. 舌触りなめらか。黄金色の栗きんとん
「金団」と書かれるきんとんは、黄金に輝く見た目が財産を連想させ、富を得る縁起物とされています。また、武士が戦で勝負運を願った勝ち栗の意味があるんですよ。さらに、豊かな年になるようにとの願いが込められています。
8. お家で簡単♪ にしんの昆布巻き
昆布巻きには、子孫繁栄「子生(こぶ)」、不老長寿「養老昆布(よろこぶ)」の意味が含まれ、おせち料理に欠かせないひと品です。ニシン、昆布、かんぴょうなど、すべて乾物から戻して作ることが特徴。
焼き物と酢の物
おせち料理におけるメインの食材とも言える焼き物や酢の物。縁起物の食材を使って料理が作られており、家族や親戚が良い一年を迎えられるよう、祈願する意味合いが込められています。
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