9. 縁起のいい市松模様で。松風焼き(のし鶏)

Photo by macaroni

調理時間:40分
松風焼きには、表面だけケシの実をまぶし裏には何もないことから、 隠し事のない正直な生き方ができるようにという意味が込められています。また一年を真っ直ぐに生きられるように、という願いも同時に込められているのだそうです。

10. いろどり華やか♪ 紅白なます

Photo by macaroni

調理時間:15分
ご祝儀袋の紅白の水引きをイメージさせるため、縁起がいいとされる紅白なます。大根とニンジンを混ぜることで、華やかないろどりになります。大根とニンジンは土中に根を張ることから、家の土台がしっかりと根を張って「家族が栄える」という意味も含んでいます。

11. ふっくらツヤツヤ。ブリの照り焼き

Photo by macaroni

調理時間:15分
成長するに従って呼び方が変わっていくブリは、「出生魚」と呼ばれ、家族の立身出世を願っておせち料理に入れられています。ブリは西日本では正月に欠かせない食材。照り焼きだけでなく、お雑煮の具にも使われています。

12. シャキシャキ食感。酢れんこん

Photo by miki_maeda

れんこんには複数の穴が開いていることから、「先が良く見通せる」と将来への見通しの明るさや、家族の将来の進展についての願掛けの意味があります。種が多いことから「多産」という意味もあり、縁起がよいとされている食材なんです。

煮物

煮物は、根菜を中心とした食材を煮込むことで、家庭円満の意味が込められています。また煮しめに使われるそれぞれの食材にもちゃんと意味があるんですよ。

13. 味のハーモニー♪ 根菜たっぷり筑前煮

Photo by macaroni

調理時間:45分
おせちの定番煮物といえば筑前煮。たくさんの食材を一緒に煮ていることから、家族がひとつに仲良く結ばれるようにとの願いが込められています。 子芋がたくさん付く里芋は子宝に恵まれるように、手綱こんにゃくは心を引き締めて戦いに備えられるようになど、それぞれの食材に意味があります。

編集部のおすすめ