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代々木上原「36.5℃ kitchen」の宮本シェフが通う店は?【シェフが通う店 #4】
第3回で登場した、代々木上原にある人気ビストロ「36.5℃ kitchen(サンジュウロクドゴブキッチン)」。オーナーシェフの宮本さんが、自身の通う店として紹介してくれたのは、池尻大橋にある隠れ家ストリートバー「LOBBY(ロビー)」。
「『LOBBY』の好きなところは、とにかくセンスが抜群に良いところですね。『L.O.B.B.Y』という名のオリジナルカクテルがおすすめです。ミントの爽快感が暑い日にぴったりで、クセになりますよ!」(宮本さん)
シェフも惚れる魅惑的なおいしさに、さっそく出逢いにいきましょう。
「『LOBBY』の好きなところは、とにかくセンスが抜群に良いところですね。『L.O.B.B.Y』という名のオリジナルカクテルがおすすめです。ミントの爽快感が暑い日にぴったりで、クセになりますよ!」(宮本さん)
シェフも惚れる魅惑的なおいしさに、さっそく出逢いにいきましょう。
かっこいい人たちが自然と集う、ストリートバー「LOBBY」(池尻大橋)
東急田園都市線「池尻大橋」駅前の商店街から脇道に入り、駐車場横の路地を入っていくと現れる一軒、それが「LOBBY」です。
大きなガラス窓からこぼれる灯りに惹かれて近づいてみると、何やらおしゃれで楽しそうな雰囲気。開放的な緑フレームのドアが印象的で、心ひかれるままに一歩を踏み入れたくなります。
大きなガラス窓からこぼれる灯りに惹かれて近づいてみると、何やらおしゃれで楽しそうな雰囲気。開放的な緑フレームのドアが印象的で、心ひかれるままに一歩を踏み入れたくなります。
店内は天井が高く広々とした空間で、ところどころに置かれた植物がナチュラルな雰囲気を醸し出しています。いわゆる“暗めの照明に重々しいカウンター”というバーのイメージが吹っ飛んでしまいそうです。
クラシックなアーチを描く木製のカウンターがあるかと思えば、その傍らには、まるで公園にいるような気分でくつろげるベンチが。壁の向こうには、テーブル席やアートが飾られたギャラリーが広がります。
ここは、もともと個人宅だったとか。かつて玄関や部屋だった空間が、今は、それぞれ違う顔で訪れる人を楽しませてくれます。
ここは、もともと個人宅だったとか。かつて玄関や部屋だった空間が、今は、それぞれ違う顔で訪れる人を楽しませてくれます。
なぜ、“ストリートバー”が生まれたのか?
オーナーの井澤 卓さん(写真左)は、飲食業界では異色の経歴。某大手IT企業でビジネスコンサルティングを手掛けながら、アーティストとしても活動。2018年にクリエイティブプロダクション、株式会社and Supply(アンドサプライ)を設立し、2019年に「LOBBY」をオープンしました。
現在、一緒に「LOBBY」を運営している土堤内(どてうち)さん(写真右)は、井澤さんとユニットを組んで活躍している、アーティスト仲間でもあります。
現在、一緒に「LOBBY」を運営している土堤内(どてうち)さん(写真右)は、井澤さんとユニットを組んで活躍している、アーティスト仲間でもあります。
そもそも、なぜ「LOBBY」が誕生したのか……。それは、この個性的な空間との出会いがきっかけだったそう。
「元々、空間をプロデュースする仕事がやりたかったんです。けれど、自分たちには実績がない。それなら自分たちで実績を作ろうと思い、ショーケースとして店を作ることを考えました。そして、出会ったのがこの場所です。空間の面白さにすっかり惹かれてしまったんです。」(井澤さん)
「元々、空間をプロデュースする仕事がやりたかったんです。けれど、自分たちには実績がない。それなら自分たちで実績を作ろうと思い、ショーケースとして店を作ることを考えました。そして、出会ったのがこの場所です。空間の面白さにすっかり惹かれてしまったんです。」(井澤さん)
この場所なら何ができるだろうか、自分たちにできることは何だろうか、とを考えていくうちに生まれたのが、“ストリートバー”というコンセプト。
「居酒屋やレストランでは、いつも同じお酒を頼んでいる人が多いことに気付いたんです。メニューを見てじっくり料理を選ぶようなワクワク感がお酒にはない。お酒を選ぶ楽しさといえば、バーがあるけれど、オーセンティックなバーはなかなか気軽には入れないですよね。
そこでストリートバーというコンセプトを思いついたんです。ストリートは屋台みたいに誰でも入りやすいイメージ。ここで、いつもとは違うお酒を楽しんでもらえればと考えました。」(井澤さん)
アーティスト目線での空間づくり、ユーザー目線での気付き。純粋な飲食のプロではないからこそ生まれる“自由さ”も、「LOBBY」の魅力のひとつでしょう。
「居酒屋やレストランでは、いつも同じお酒を頼んでいる人が多いことに気付いたんです。メニューを見てじっくり料理を選ぶようなワクワク感がお酒にはない。お酒を選ぶ楽しさといえば、バーがあるけれど、オーセンティックなバーはなかなか気軽には入れないですよね。
そこでストリートバーというコンセプトを思いついたんです。ストリートは屋台みたいに誰でも入りやすいイメージ。ここで、いつもとは違うお酒を楽しんでもらえればと考えました。」(井澤さん)
アーティスト目線での空間づくり、ユーザー目線での気付き。純粋な飲食のプロではないからこそ生まれる“自由さ”も、「LOBBY」の魅力のひとつでしょう。
個性派カクテルを、五感で楽しむ
クラフトジンやクラフトビールも品ぞろえが豊富で目移りしそうですが、ここはやはりカクテルをオーダーしたいもの。カクテルは、井澤さんの先輩にあたる目黒のバー「BAR 014(バーオーイシ)」のオーナーが監修。
オーソドックスなリキュールやジンなどと、お馴染みの割り材を組み合わせた「LOBBY」オリジナルメニューが並びます。グラスに映える紫やオレンジ、添えられたハーブの香りなどが、五感を楽しませてくれるドリンクです。
では、おすすめの逸品をご紹介しましょう。
オーソドックスなリキュールやジンなどと、お馴染みの割り材を組み合わせた「LOBBY」オリジナルメニューが並びます。グラスに映える紫やオレンジ、添えられたハーブの香りなどが、五感を楽しませてくれるドリンクです。
では、おすすめの逸品をご紹介しましょう。
L.O.B.B.Y
店名を冠したカクテル「L.O.B.B.Y」。ミントリキュールにジン、卵白、生クリームなどが使われています。ミントがスッキリ爽やかで飲みやすく、「36.5℃ kitchen」の宮本シェフお気に入りの一杯です。
ミルキーカラーのドリンクの上には、フワッフワの白い泡が。目の前に運ばれてくると、シュワシュワと泡が溶けていく様が儚く、しばし見とれてしまいます。
ミントの清涼感に生クリームがミルキーなコクを添え、口当たりもまろやかで、確かにクセになりそうです。
ミントの清涼感に生クリームがミルキーなコクを添え、口当たりもまろやかで、確かにクセになりそうです。
エルダーフラワーとピンクグレープフルーツ
ほのかなピンクと、添えられたローズマリーのグリーンの色合いがオシャレな「エルダーフラワーとピンクグレープフルーツ」。エルダーフラワーのリキュールとクラフトジンを使用しています。
エルダーフラワーのほんのりした甘さとグレープフルーツのほろ苦さがぴったり合っていて、フルーティな味わいが女性にも飲みやすいカクテルです。グラスを口元に持っていけば、フワッとローズマリーが香り、思わずうっとり。
このようなオリジナルカクテルが常時15種頬以上……どれにしようか迷ってしまいそうですね。
「あまり考えすぎず、見た目で選んだり、スタッフとコミュニケーションしたりしながら選んでみてください。ぜひ五感で楽しんでほしいですね。」(井澤さん)
エルダーフラワーのほんのりした甘さとグレープフルーツのほろ苦さがぴったり合っていて、フルーティな味わいが女性にも飲みやすいカクテルです。グラスを口元に持っていけば、フワッとローズマリーが香り、思わずうっとり。
このようなオリジナルカクテルが常時15種頬以上……どれにしようか迷ってしまいそうですね。
「あまり考えすぎず、見た目で選んだり、スタッフとコミュニケーションしたりしながら選んでみてください。ぜひ五感で楽しんでほしいですね。」(井澤さん)
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