ライター : きたやまあさみ

ライター

炊飯器で作る!もちもちお赤飯

Photo by きたやまあさみ

調理時間 20
*調理時間に吸水・炊飯する時間はのぞく
お祝いの席に欠かせない、お赤飯の基本レシピをご紹介します。 お赤飯に使う豆は、煮ても皮が破れにくいささげと、皮が破れやすい小豆の2種類があります。豆の食感をしっかり楽しみたい方はささげ、少しやわらかくなった豆をもち米と一緒に楽しみたい方は小豆を使ってみてください。 この記事では、ささげを使いますが、小豆を使う場合も下ごしらえの方法は同様です。

材料(5〜6人分)

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ふっくらもちもちに炊き上げるコツ

  1. お赤飯をふっくらもちもちに炊き上げるコツは、お米に水をよく吸わせること。お米に水分がたくわえられることで、中まで火がよく通り、粘りのあるふっくらとした食感に炊き上がります。

    吸水時間の目安は30分~1時間ほど。水温によって吸水スピードが変わるので、暑い季節は短め(30分くらい)、寒い季節は長め(1時間くらい)と覚えておくといいですよ。

あずきの下ごしらえ

1.ささげを洗う

透明なボウルに入った水とささげ

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ささげはたっぷりの水でやさしく洗います。

2.弱火で10分煮る

鍋でささげをゆでる様子

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鍋に洗ったささげと水250ccを入れ、中火にかけます。沸騰してきたら火を弱め、10分ほど煮込みましょう。火が強いと皮が破れやすくなるため、できるだけ弱火でじっくりと煮てください。

3.煮汁は捨てずに、ざるに上げる

ゆでたささげをざるに上げる様子

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ゆであがったら、煮汁は捨てずにボウルに移し、ささげはざるに上げます。

作り方

1.お米に吸水させる

お米に水を吸わせる様子

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もち米と精米を合わせて水でよくとぎ、30分~1時間ほど水につけておきます。

2.ささげの煮汁と水を入れる

お米が入った炊飯釜にささげのゆで汁を注ぐ様子

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炊飯釜に水気を切った1のお米を入れ、冷ましたささげのゆで汁を注ぎます。炊飯釜に印字されている3合の線まで水を足し入れましょう。

3.ささげを入れる

お米の上にゆでたささげをのせる様子

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全体を軽くかき混ぜ、ざるに上げておいたささげをお米の上にのせます。火の通りが均一になるよう、全体をならしましょう。

4.炊飯する

炊き立てのお赤飯

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炊飯器にセットし、通常モード(あればおこわモード)で炊き上げます。

5.混ぜる

しゃもじでお赤飯をかき混ぜる様子

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炊き上がったら5分ほどそのままにして蒸らし、しゃもじで全体をよく混ぜます。

6.ごま塩を振りかける

お茶碗に盛ったお赤飯の上にごま塩をかける様子

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お茶碗に盛り、ごま塩を振りかけて完成です。もち米は冷えると硬くなりやすいので、ぜひ炊き立て熱々をめしあがりください。

お赤飯の保存期間・方法

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余ったお赤飯は、冷蔵庫で2日間、冷凍庫でひと月ほど保存ができます。保存するときは、粗熱をよくとってから密閉容器に入れて乾燥を防ぎましょう。電子レンジで温める前に霧を吹くと、ふっくらもっちりとしたお赤飯を再びお楽しみいただけます。

いいことがあった日はお赤飯を炊こう!

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おめでたいことがあると、たびたび食卓に登場する「お赤飯」。ささげ(小豆)のゆで汁で炊いたお赤飯は、ほんのりピンク色に染まり、なんだか気分も晴れやかになりますよね。白米にはない、独特のもっちりした食感が好きな人も多いのでは。

お正月やお盆などはもちろん、日々のちょっとしたいいことがあったときにも、手作りのお赤飯でお祝いしてみてくださいね。

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