ライター : YURI

ソムリエ / チーズプロフェッショナル / Webライター

シャンパンとは?スパークリングワインと何が違うの?

シャンパンとは、フランス・シャンパーニュ地方で造られる発泡性のワインのことです。正式名称は「シャンパーニュ」。このシャンパーニュを名乗るためには、さまざまな規定をクリアしなくてはいけません。

簡単にいうと、スパークリングワインというカテゴリーのなかに「シャンパン」があると思っていただくのが分かりやすいと思います。

シャンパンの味わいを見分けよう!全6種類

シャンパンやスパークリングワインは、糖分を添加する工程があります。これをすることにより、味わいに変化をつけるのです。

また、糖度の量によってラベルに表示する“味わい表記”も異なります。この味わい表示を学んで、甘口か辛口かを見分けながらシャンパンを購入してみましょう。

以下は、味わいを示す「残糖度(ざんとうど)」となります。

辛口

エクストラ・セック、エクストラ・ドライ(辛口~やや辛口)

やや辛口タイプ。残糖度は、12~17g/lです。

ブリュット(辛口)

ワインショップでもっとも多く見かける、一般的な辛口タイプです。残糖度は、12g/l未満。

エクストラ・ブリュット(極辛口)

シャンパンのなかでは一番辛口タイプ。残糖度は、0~6g/lです。

残糖3g/l以下、または一切糖分を添加していない場合は「ブリュット・ナチュール」「パ・ドゼ」「ドザージュ・ゼロ」とも呼ばれ、エクストラ・ブリュット以外の表示も許可されています。

甘口

セック(やや辛口~やや甘口)

中甘口などともいわれますが、フルーティーな甘みもある辛口というイメージ。残糖度は、17~32g/lです。
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