ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

SNSやカルディファンの間で話題!

Photo by akiharahetta

SNSで話題になっている「ブラータチーズ」。数年前まではほんの一部のリストランテ(イタリアンレストラン)でしか食べられませんでしたが、最近は市販品が出回るようになり、グルメな人たちが夢中になっているそうなのです。

口コミを見ると「クリーミーで濃厚」「クセがなくておいしい」など、プラス評価ばかり。それも大半が女性からの口コミです。思わず「私もこのブームに乗りたい!」そんな気持ちになってしまいます。

そもそも「ブラータチーズ」って?

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「ブラータチーズ」とは、モッツァレラチーズで生クリームを包んで作る超フレッシュなチーズのことを指します。形は巾着型で、トロトロの中身がモッツァレラの袋に包まれた二層構造。巾着の閉じ口はひねってあったり、縛ったものもあり、ユニークでかわいい形をしています。

原産国はイタリアで、プーリア州の特産品なんだそうですよ。

通称「幻のフレッシュチーズ」

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冒頭で触れましたが、「ブラータ」は幻のフレッシュチーズと呼ばれています。なぜかと言うと、鮮度が命であるため賞味期限が短く、輸入がとても困難だから。

ちなみに数年前はイタリア本土でも出回ることはなく、地元プーリア州でしか食べられないチーズだったそうです。最近は日本国内でも生産されるようになり、少数ではありますが、見かけるようになりましたよね。レストランでの取り扱いも増えてきているようです。

カルディで人気!「冷凍ブラータ」

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カルディ「冷凍ブラータ」656円(税込)
「ブラータ」がカルディで手に入ると聞きつけ、さっそく来店。ソーシャルディスタンスを守りつつ店舗内を探しましたが、見当たりません。店員さんに尋ねると、売り場は通常のチーズが並んでいる冷蔵庫ではありませんでした。

店員さんが案内してくれたのは冷凍庫。なるほど!「ブラータ」は冷凍食品なんですね。カルディファンの間でも人気が高く、たびたび品切れになるそう。

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カルディのものはイタリアからの輸入品。冷凍されているため保存ができる優秀な「ブラータチーズ」です。冷凍することで、幻のチーズが食卓で楽しめるようになったんですね。「ブラータ」がグッと身近になりました。

筆者が購入したものは、賞味期限が半年後と、充分な期限がありました。これなら、いつでも好きなときに楽しめるし、ストックしておけば、来客にも対応できます。

量はたっぷり2〜3人分くらい

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内容量は125gで、チーズの大きさはこぶし大ほど。料理にもよりますが、2~3人前はありそうです。カロリーは100gあたり233kcalで、乳脂肪分が高い分カロリーも少し高め。とは言え、たまにご褒美としていただくには問題ないでしょう。良質なタンパク質も摂れますしね。

ちなみに100gあたりのタンパク質は11.1g、糖質は20.0gです。

調理方法は?「ブラータチーズ」の正しい食べ方

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貴重なフレッシュチーズのおいしさを堪能するには、加熱せずにそのまま食べるのがおすすめです。解凍したら、ぜひそのまま味わってください。加熱してしまうのはもったいないかも。

解凍方法は、常温やレンチンなどさまざまあるようです。そのなかの一説によると、冷蔵庫での低温解凍がベストとのこと。筆者はピンときました。なぜなら、精肉や生魚などのフレッシュな食材は低温解凍が一番良いとされているからです。
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