4. 日本三大銘醸地の日本酒グルメ「美酒鍋」

東広島市西条エリアは、灘・伏見に並ぶ日本三大銘醸地のひとつ。7軒の蔵元がある「酒蔵通り」では、赤いレンガ煙突や千本格子(せんぼんごうし)の町家作りなど、風情ある街並みが楽しめます。

酒蔵を巡って日本酒の飲み比べも良いのですが、お酒が苦手という人はぜひ「美酒鍋(びしょなべ)」を。西条の日本酒と塩、コショウだけのシンプルな味付けで作る、酒処ならではの鍋料理です。

おすすめの店「佛蘭西屋」

「佛蘭西屋(ふらんすや)」は、酒蔵通りにあるレストラン。日本酒の仕込み水を料理に使い、1階では洋食、2階では和食が楽しめます。

こちらでいただけるのが、美酒鍋の元祖といわれる賀茂鶴酒造から伝わった味。たっぷり使った日本酒は、うま味を残しながらもアルコールが抜けているので、お子さまと一緒に楽しめます。
店舗情報

5. ビールとの相性抜群!「ホルモン天ぷら」

広島市西区福島町を中心に愛されている「ホルモン天ぷら」。かつて福島町に食肉施設があったため、内臓肉を使った料理が提供されるようになったのがはじまりです。

福島町周辺の店では、天ぷらとともにまな板やハサミ、包丁などが出され、自分でカットしながら食べるスタイルがスタンダード。酢醤油に粉唐辛子を加えたタレにつけて味わいます。

おすすめの店「福本食堂」

ホルモン天ぷらの老舗店として人気な「福本食堂」。お店では、揚げたての天ぷらを大皿からセルフで取ったあと、食べやすい大きさに自分で切っていただきます。

牛ホルモンの種類は、白肉(第一胃袋)、ハチノス(第二胃袋)、センマイ(第三胃袋)、ビチ(第四胃袋)、チギモ(レバー)の5種類です。部位によって、うま味や食感が異なるのでぜひ食べ比べを。ひとつ100円というリーズナブルな価格もうれしいですね。
店舗情報

6. ウニたっぷりの贅沢な鉄板焼き「ウニクレソン」

鉄板で焼いたほうれん草にウニをたっぷりのせた「ウニホーレン」。広島の鉄板料理で見る贅沢メニューのひとつですが、その進化系が「ウニクレソン」です。

その名の通り、ほうれん草の代わりにクレソンを使用。熱々のクレソンにのったウニはじんわり火が通り、とろけるおいしさです。クレソン特有の苦みもいいアクセント。ワインにも合う大人のおつまみです。

おすすめの店「中ちゃん」

ウニクレソン 1900円(税込)
ウニクレソン発祥の店として知られるのが「中ちゃん」。人気ドラマ「ワカコ酒」に登場したこともあり、県外からも多くの観光客が訪れます。

ほうれん草にはないシャキッと感が楽しいクレソン、とろっとしたウニをバゲットですくいながらいただきましょう。そのほか、充実のアラカルトメニューにもぜひチャレンジしてくださいね。
店舗情報
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ