ライター : 戸田千文

紙とWEBの編集ライター

1. 外せない王道グルメ「広島お好み焼き」

広島グルメといって真っ先に思い浮かべるのが、「お好み焼き」ですね。クレープ状に広げた生地の上に、キャベツや豚肉、そばなどを重ねて焼くのが広島流。

焼き方や具材のバランス、ソースの種類などでお店ごとの特徴がでます。チーズやしそ、イカ天、キムチといったトッピングで、自分好みにアレンジするのもおすすめですよ。

おすすめの店「みっちゃん総本店」

そば肉玉子 790円(税抜)
広島のお好み焼き発祥店のひとつといわれる「みっちゃん総本店」。お好み焼きに欠かせない“お好みソース”も、みっちゃんこと先代の井畝満夫(いせ みつお)さんの発案で生まれました。

おすすめメニューは「そば肉玉子」です。“お好み焼きのおいしさの決め手は、ソースにあり!”というみっちゃんのこだわりから、ソースはオリジナルのもの。あっさりフルーティーな仕上がりで、お土産としても人気です。
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2. 生産量日本一を誇る「牡蠣」

瀬戸内海に面する広島県では、豊富な海の幸が楽しめます。なかでも牡蠣は、生産量日本一を誇る代表的グルメ。冬になると県内各地に牡蠣小屋ができ、おいしい県内産牡蠣がリーズナブルに楽しめます。

冬だけでなく、一年中おいしく食べられる広島のブランド牡蠣「かき小町」もあり。夏の広島旅でもぷりっとした大ぶりの身を味わってくださいね。

おすすめの店「牡蠣屋」

かきめし 1,000円(税込)
広島県内では各地に牡蠣料理を楽しめるお店がありますが、なかでもおすすめは「牡蠣屋」。世界遺産・嚴島神社がある宮島の牡蠣料理専門店です。

ぷりぷりの牡蠣がのった「かきめし」は、昔ながらの土鍋で炊いた逸品。筆者の一押しは、かきめしを含む牡蠣尽くしの「牡蠣屋定食」です。焼牡蠣に牡蠣フライ、牡蠣の赤だしにオイル漬けと、存分に牡蠣が堪能できますよ。

さらに店頭で買える「牡蠣のオイル漬け」は、おしゃれなパッケージでお土産にぴったりです。
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3. 漁師発祥の郷土料理「あなご飯」

あなご飯は漁師の料理が発祥といわれる瀬戸内海地方の郷土料理です。うな重と同じように、かば焼きにしたり甘辛いタレで煮たりしたアナゴをごはんにのせたもので、ごはんはタレを加えて味付けしています。

特に宮島では、牡蠣に並ぶ名物料理として知られ、あなご飯の名店が集中。タレや盛り付けにより味に違いがあるので、しっかりリサーチして気になるお店を訪問しましょう。

おすすめの店「あなごめし うえの」

あなごめし 1,944円(税込)
広島では、あなご飯といえば「うえの!」という声が多いほどの人気店。その歴史は古く、もともと宮島で食べられていた「あなご丼」を元に開発した「あなごめし」を、1901年に駅弁として発売したことがはじまりです。

アナゴの骨で取った出汁で炊き上げたごはんに、たっぷりのった香ばしいアナゴのかば焼き。店内で熱々を食べるのも良いのですが、樫木の折箱に入ったお弁当もしっかりと味がなじんだ絶品で見逃せません。
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