ライター : macaroni 編集部 倉持(もちこ)

トレンド担当ディレクター

ホットドッグ好きが、どうしても食べたかった「シアトルドッグ」

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大のホットドッグ好きの筆者が、シアトル行きを決めたときから心に決めていたもの。それが「シアトルドッグ」です。

アメリカといえばホットドッグ、そしてその土地ならではのスタイルがある。そんなイメージを、日本で勝手に膨らませていました。ハンバーガーやピザに並ぶ “街を象徴するフード” なのだろう、と。

ところが、現地コーディネーターの方に「シアトルドッグを食べたいんです」と話すと、「えっ」と驚いたようすでした。

そもそも「シアトルドッグ」とは?

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そもそも「シアトルドッグ」とは、アメリカ・ワシントン州シアトル周辺で親しまれているローカルスタイルのホットドッグです。

最大の特徴は、グリルしたオニオンとクリームチーズを合わせること。

間違いのない組み合わせなのに、ホットドッグのトッピングとしては、ありそうでなかった——そんな印象を受けました。

観光名物というより、お祭りの屋台の味に近い存在

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話は冒頭に戻りますが、現地コーディネーターの方が驚いた理由を聞いて、すぐに納得しました。

シアトルドッグは、レストランでかしこまって食べるものではなく、屋台やフードスタンドで親しまれている存在なのだそう。

特に有名なのが、スタジアム周辺の屋台。「シアトル・マリナーズ」や「シアトル・ホークス」のゲーム前にふらっと買って頬張る。そんな位置づけだといいます。

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グリルオニオンの香りが立ち上り、その横で温められるバンズとソーセージ。

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観光名物というよりは、お祭りの屋台の味。わざわざ目的にして食べに行くというより、その場の空気に誘われて、気づけば手に取っている。

シアトルドッグは、そんな距離感のフードなのだと感じました。

それでも、やっぱりシアトルの味

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でも、実際に食べてみると思います。これは間違いなく、シアトルの空気をまとったホットドッグだと。

そんなに派手さはないけれど、どこか落ち着いた味わい。コーヒー文化が根づく街らしい、主張しすぎないバランス感。

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鉄板でじっくり炒めたオニオンの甘み、そこに重なるクリームチーズのコクが絶妙。

シンプルながら、どこかまろやかで奥行きのある、ひと手間かけた料理のようなひと品だと感じました。これはいい……!

観戦しなくても楽しい。シアトルでスタジアムを訪れるべき理由

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スポーツ文化の盛んなシアトルを旅するなら、スタジアム周辺はぜひ歩いてみてほしい場所。

試合のある日には、屋台がずらりと並び、マーチバンドの演奏が響き渡ることもあります。

実際に観戦するのが一番ですが、「チケットの予約ハードルが高い」「観戦まではしなくてもいい」という人は、スタジアム周辺を歩くだけでも十分に楽しめるはず。

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試合開始前から、街全体がふわっと高揚感に包まれるような空気。スタジアムの中に入らなくても、その熱量はしっかり伝わってきます。正直、ちょっと感動するくらい。

スポーツが、特別なイベントではなく日常として存在している。その感覚と、シアトルドッグの立ち位置は、どこかよく似ていました。

現地の味を再現。シアトルドッグの作り方

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帰国後、あの味が忘れられず、自宅でシアトルドッグを再現してみました。

ポイントは玉ねぎ。時間をかけてじっくり炒めること。
バンズにはクリームチーズをたっぷり塗り、焼いたソーセージとオニオンをのせるだけ。シンプルです。
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