6. 鶏豚骨の濃厚な旨味に悶絶「頑固麺」

Photo by グッチジャパン

伏見藤森・深草エリアの人気ラーメン店です。真っ赤な壁が印象的な店内で味わえるのは、店主渾身の濃厚ラーメン。もともと、伏見桃山の人気店「大中(だいちゅう)」で修業をされており、実力は折り紙付きですよ。

濃厚系のメニューは、定番の「濃厚とりとんこつ」に加え、「まぜそば」や「煮干しとりとんこつ」、「醤油とりとんこつ」など。あっさり系の「淡麗ラーメン」も楽しめます。

濃厚とりとんこつ

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850円(税込)
粘土の高いスープは、豚骨2種・鶏ガラ2種・野菜や乾物からとったもの。もっちり多加水麺にとろりと絡む鶏豚骨の旨味が体に沁みます。

一週間かけて仕上げるメンマ、絶妙な厚みのイタリア産肩ロースチャーシューなど、ぬかりない仕事ぶりにも称賛を送りたいですね。「特製とりとんこつ」(900円 税込)では、頑固ソース・フライドオニオン・たまごが乗り、さらに濃厚な味わいが楽しめます。
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【背脂チャッチャ系】おすすめのラーメン店3選

1949年創業の「ますたに」がスープの表面に豚の背脂を散らしたことから、いわゆる背脂チャッチャ系の京都ラーメンが始まったと言われています。

背脂チャッチャ系ラーメンの特徴は、鶏ガラベースの背脂醤油と、比較的細めのストレート麺、そして青ネギ。日々、最新ラーメンが登場し目移りしそうになりますが、懐かしさを感じさせてくれる京都ラーメンは、長年地元の人に愛されています。

7. 創業70年以上!元祖京都ラーメン「中華そば ますたに」

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創業は1947年。銀閣寺近くの疎水に佇む、京都ラーメンの代表的存在です。親子3代で通った人もいるほど、京都で知らない人はいない名店。

じっくりと煮込んだ鶏ガラをベースにした、存在感のある醤油味が特徴です。丼いっぱいに広がる背脂と、コシのある中細麺の相性が素晴らしい。創業当時から変わらぬ味に、昔からの常連客も多いですよ。

ラーメン(並)

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700円(税込)
豪快に広がる背脂が具材とマッチします。それでいてスッと喉を抜ける軽やかさなので、初めての人は見た目よりあっさりしているのに驚くかもしれません。

麺は常連のお年寄り向けに少しやわらかめ。カエシが薄味なのでまろやかな甘みが広がりますが、あと味に、底に沈んだ辛子味噌がピリリと効くのも特徴です。最後に酢を入れて飲み干すのが通の食べ方。
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8. 伝統の味を受け継ぐ京都ラーメン「いいちょ」

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店主が修業していたのは、老舗の人気屋台ラーメン店から味を受け継いだ店。その後、下鴨エリアにて独立して20年以上になります。クセになると評判のスープは、素材に和歌山県産の鶏ガラと福知山産もち豚の豚骨を使用しているんですよ。

お客に女性や年配の人が多いということに配慮し、鶏ガラと豚骨の割合を7対3に調整したといいます。その情熱と味わいに引き寄せられられる常連客も多数。
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