あんバターのパンやスイーツで特に重要視するポイントはどこですか?

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『タロコーヒー』@大阪府/天王寺
「一番着目しているポイントは、“パンやお菓子”、“あんこ”、“バター” の3つの味のバランスです。3つそれぞれがいくら美味しくても、他の存在を消して味が飛び出ちゃっていたら私の好みとはズレます。あんこたっぷり、バターたっぷりのほうが写真映えするのでそちらに重きが置かれがちですが、土台となるパンやお菓子との調和が大事だと思います。

次に着目しているのは、食感。3つの味のバランスが良く、パンやお菓子の食感がはっきりとわかるものはストライクゾーンのど真ん中です。カリカリ、しっとり、ふわふわ、もっちり。パンやお菓子の持ち味である食感がアクセントになっているあんバターは、記憶に残ります。私が『あれ美味しかったなぁ』とふと思い出すのはそんなあんバターです」

まわりの人よりも「自分ってあんバターが本当に好きだな」と思ったエピソードを教えてください。

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「パン屋さんに入るとまずあんバターパンを探してしまうところです。友達も家族もあんバターを探している私をよく見ているので『あそこのお店にあんバターがあったよ』と教えてくれるようになりました。

最近はあんバターを置いてくださってるパン屋さんが増えて、スーパーやコンビニでも見かけるようになったのですごく嬉しいです」

あんバターマニアいち押しの “あんバター” とは?

おすすめのあんバターフードを教えてください。

cobopan@大阪府/京橋

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『cobopan』@大阪府/京橋
「あんバタートーストで私が一番リピートしているのが、大阪の京橋にある『コボパン』さんのあんバタートースト(モーニングセット)です。

天然酵母で体に優しい厳選素材で作った焼き立て食パンのトーストはもっちもち。この熱々トーストにじゅんわり染み込んでいく『よつ葉バター』。もちもちトーストによつ葉バターのまろやかなコクと塩気だけでも美味しいのですが、ここに自家製つぶあんの程よい甘さが重なって、見事な三位一体となっているんです。

ぶちっと歯応えのある硬めに炊かれたあんこ。これがパンの食感と相性ぴったり。一緒に食べると互いが引き立て合い、食感がよりくっきり感じられて印象に残ります。食感の楽しさも味わえるあんバタートーストです。

あんバタートーストはモーニングを予約しないと食べられないので少しハードルが高いのですが、是非食べていただきたい逸品です」

おいしいあんバターを作る秘訣をこっそり伝授!

自宅であんバタートーストを作るときのコツを教えてください。

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「あんこは手に入りやすいものやお好みのものでいいと思います。スーパーのほかに和菓子屋さんにも売っていますよ。私はたい焼き屋さんで購入したりします。好きな量を買えるお店もあって意外と便利。多めに買って冷凍しておくのも良いですね。

バターは『よつ葉バター(有塩バター)』が手に入りやすくて、どのあんこともバランスが取りやすいかなと思います。ミルクのコクと塩気がはっきりしているのでバランスが取りやすいです。

作る時のポイントは、あんこの甘さを事前に確認しておくこと。甘いあんこは載せすぎ注意です。パン、バターとのバランスがやはり大事。おすすめはバターのダブル使い。トーストしたパンに薄く塗り、そのあとに切ったバターを載せます。塗ったバターはパンに染み込んでじゅんわり、載せたバターは伸ばしても溶け切らないのでまったりと口の中で溶けていきます。

可愛いあんバターを作りたい方は、甘さ控えめのあんこを選ぶのがおすすめ。あんこは、たっぷりこんもりのせたほうが可愛く見えますよ」

今後あんバターを通してどのような活動を行っていきたいですか?

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『べつばら』@大阪府/西大橋
「これからもたくさんあんバターを食べて、そのあんバターを紹介して、あんバター好きさんをどんどん増やしていきたいです。そして、あんバターをカレーパンやクリームパンのような “どこのパン屋さんにも置いてあるパン” にしたいです。

関東、関西のエリアのあんバターを主に巡っているので、今後はほかのエリアのあんバターも食べて、紹介できたらいいなと思っています。あんバターに関するイベントもあれば全力で参加したいです」

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