「ソイプロテイン」の効果効能！上手なダイエット活用法も【管理栄養士執筆】 (2ページ目)

ソイプロテインに豊富な「たんぱく質」は、筋肉の材料となる栄養素です。筋肉トレーニングとあわせてソイプロテインを摂ることで、筋肉づくりをサポートしてくれますよ。

また、ソイプロテインには、大豆たんぱく質由来のアミノ酸が分解された状態となっている「大豆ペプチド」が多く含まれているのが特徴です。大豆ペプチドは吸収が速いため、筋肉の損傷を抑えたり、筋肉痛を軽減したりするのに役立ちます。（※7,8,9）

コレステロール値を下げる

大豆たんぱく質は、腸内でコレステロールの吸収にかかわる胆汁酸と結びつくことから、小腸でのコレステロールの吸収を抑えるのに役立ちますよ。

また大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と同様に、コレステロール値の上昇を抑制する作用があると考えられています。（※10,11）

満腹感が持続しやすい

大豆たんぱく質は体内にゆっくりと吸収されるという特徴があるため、ソイプロテインは腹持ちがよく、飲んでから満腹感が続きます。食事の量や、カロリーを調整する必要があるダイエット中にぴったりです。

ただし、胃腸が弱っている場合は負担がかかってしまうため、体調を確認しながら摂りましょう。（※2,3,9）

ソイプロテインを飲むタイミングと目安量

飲むタイミング

ソイプロテインは腹持ちがよいため、ダイエット中のカロリーの調整に役立ちます。小腹がすいたときや、食べ過ぎ対策として食前に飲むのもおすすめ。

筋肉を増やすためにソイプロテインを摂る場合は、運動後1時間以内に飲みましょう。筋肉の修復作業がおこわれるタイミングで、プロテインを摂ることが大切です。また、即効性を求める場合は、たんぱく質がすでに分解されている「大豆ペプチド」が入っているものがおすすめ。目的に合わせて、飲むタイミングを選んでくださいね。（※2,9,12）

目安量

ソイプロテインを摂る量は、一回あたり20gが目安です。この量で約10gのたんぱく質を摂ることができます。水や牛乳、豆乳に溶かして飲みましょう。

ソイプロテインを飲む回数に決まりはありませんが、摂り過ぎると下痢を引き起こすおそれがあります。まずは一日に1杯からはじめることをおすすめします。（※5,12）

ソイプロテインダイエットに関するQ＆A

Q. いつ飲むのが最も効果的？

A：カロリー調整には間食のタイミングに、筋肉を増やしたい場合は運動後や、就寝の数時間前にソイプロテインを飲むのがおすすめです。

運動後、筋肉の修復が必要なタイミングでたんぱく質を補給すると筋肉量アップにつながります。また、睡眠時には筋肉の成長に関わるホルモンが分泌されるため、寝る前のたんぱく質補給もおすすめです。（※13）

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ソイプロテインをダイエットに活用しよう！