
ライター : 渡辺 りほ
管理栄養士
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる
ソイプロテインはダイエットに使える?
「プロテイン」とは、たんぱく質を補うための栄養補助食品のことで、一般的にパウダー状で販売されています。たんぱく質は筋肉の材料となるため、筋肉トレーニングをしている方に欠かせない栄養素です。筋肉量を増やすと基礎代謝量がアップし、肥満の対策に役立ちます。
プロテインのなかでも、大豆から作られているのがソイプロテインです。大豆たんぱく質や大豆イソフラボンが豊富に含まれているほか、吸収スピードがゆるやかなため、腹持ちがよいという特徴があります。一食(21g)あたりのカロリーは79kcal、炭水化物量は2.6gです。(※1,2,3,4,5)
プロテインのなかでも、大豆から作られているのがソイプロテインです。大豆たんぱく質や大豆イソフラボンが豊富に含まれているほか、吸収スピードがゆるやかなため、腹持ちがよいという特徴があります。一食(21g)あたりのカロリーは79kcal、炭水化物量は2.6gです。(※1,2,3,4,5)
ソイプロテインダイエットの効果
筋肉作りをサポート
先述した通り、ソイプロテインに豊富な「たんぱく質」は、筋肉の材料となる栄養素です。筋肉トレーニングとあわせてソイプロテインを摂ることで、筋肉づくりをサポートしてくれますよ。
また、ソイプロテインには、大豆たんぱく質由来のアミノ酸が分解された状態となっている「大豆ペプチド」が多く含まれているのが特徴です。大豆ペプチドは吸収が速いため、筋肉の損傷を防いだり、筋肉痛を軽減したりするのに役立ちます。(※1,3,6)
また、ソイプロテインには、大豆たんぱく質由来のアミノ酸が分解された状態となっている「大豆ペプチド」が多く含まれているのが特徴です。大豆ペプチドは吸収が速いため、筋肉の損傷を防いだり、筋肉痛を軽減したりするのに役立ちます。(※1,3,6)
コレステロール値を下げる
大豆たんぱく質は、腸内でコレステロールの吸収に関わる胆汁酸と結びつくことから、小腸でのコレステロールの吸収を抑えるのに役立ちますよ。
また大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と同様に、コレステロール値の上昇を抑制する作用があると考えられています。(※7,8)
また大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と同様に、コレステロール値の上昇を抑制する作用があると考えられています。(※7,8)
骨を丈夫にする
大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と構成が似ており、破骨細胞の作用を抑え、骨からのカルシウムが溶け出さないようにするはたらきがあります。
また、骨の形成に欠かせない栄養素である「カルシウム」や「ビタミンD」が添加されているソイプロテインがとくにおすすめです。栄養成分表示やパッケージを確認してみましょう。(※4,9,10)
また、骨の形成に欠かせない栄養素である「カルシウム」や「ビタミンD」が添加されているソイプロテインがとくにおすすめです。栄養成分表示やパッケージを確認してみましょう。(※4,9,10)
肌の健康を維持する
大豆ペプチドには、皮膚に多く含まれるコラーゲンの生産を促す作用があることから、肌の健康を維持するのに役立ちますよ。紫外線照射をおこなう動物実験において、大豆ペプチドを摂った場合は皮膚の水分損失量が減り、角質層の水分量と皮膚粘弾性が改善したことが明らかになっています。(※11)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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