7. 老舗の有名店が人気「あん餅雑煮」

おすまし、みそ、白みそ、餅入り、餅なしなど、地域によっていろいろな味付けがあるお雑煮。香川県の半分以上の家庭では、お雑煮の中でもひときわ珍しい、白みその汁の中に「あん餅」が入った「あん餅雑煮」という料理が食べられています。

白みそとあんこの意外な組み合わせは、砂糖が贅沢品として禁止されていた時代に、お餅の中にあんこを隠して食べたのがはじまりなんだとか。

おすすめのお店「エビスヤ本店喫茶部」【高松】

Photo by @rinapixo21

あん餅雑煮 700円
材料の金時人参が手に入らないため、冬季限定で販売されている「エビスヤ」のあん餅雑煮。この味を楽しみに訪れる人も多いため、午後には売り切れてしまうこともしばしばなんだとか。

ぜんざいや抹茶を取り扱っている老舗の和菓子屋さんとあって、あん餅雑煮に使われるあんこは濃厚で絶品です。かつおがふわっと香るだしと白みそ、ほんのりと甘いあんこの、異色の組み合わせを体験してみて。

公式HPではあん餅雑煮のレシピも公開されています。

おすすめポイント

  1. 冬季限定の人気メニュー
  2. 老舗の和菓子屋さんがつくる「あん餅雑煮」は絶品
店舗情報

8. 食べ歩きに「しょうゆソフト」

塩の生産量が豊富で大豆や小麦の栽培が多い香川県では、しょうゆ造りも盛んです。しょうゆを使った食品も多く、中でも「しょうゆソフト」が話題の的。子どもから大人まで、意外なおいしさにはまってしまう人が多いんですよ。

しょうゆの塩味とコクは、甘いソフトクリームと相性抜群。独特の風味とうま味を生み出し、キャラメルに似た味わいです。

おすすめのお店「マルキン醤油記念館 売店」【小豆島】

Photo by @primal___07

しょうゆソフト 300円
「マルキン醤油記念館 売店」では人気の「しょうゆソフト」のほか、香川県の名物なども購入できます。しょうゆはもちろん、しょうゆにまつわるお菓子や食品がもりだくさん。珍しいお土産を買いたいときにぴったりですよ。

大正初期に建てられた「マルキン醤油記念館」は、有形文化財に登録された貴重な建物。しょうゆの歴史を学べるほか、もろみしぼり体験もできますよ。

入館料は大人(中学生以上)400円、子ども(小学生)200円、幼児 無料です。

おすすめポイント

  1. 有形文化財に登録されており「もろみしぼり体験」ができる
  2. 「しょうゆソフト」はキャラメルに似た独特の風味で人気
店舗情報

9. コシの強さとのどごしのよさに注目!「オリーブそうめん」

Photo by @kimentonko

うどん以外に、実は手延べそうめんも香川県はの名物。手延べならではの、コシやのどごしが特徴です。オリーブそうめんは、そうめんの生地に小豆島特産品のオリーブを練り込んで作られています。

コシやのどごしなどの食感はそのままに、きれいなオリーブ色で目にも鮮やかなそうめん。多くのメーカーが製造販売しており、表面にオリーブオイルを塗っているのが一般的です。

おすすめのお店「なかぶ庵」【小豆島】

Photo by @danchuan6650

オリーブ生そうめん 800円(税込)~
「オリーブ生そうめん」を製造販売している「なかぶ庵」。乾麺では味わえない、プリプリの弾力とコシの強さが特徴です。

「なかぶ庵」では自社農園の小豆島産オリーブを100%使用。中でも貴重なエキストラバージンオイルを使っています。生そうめんならではの、もちもちとした歯ざわりやのどごしを楽しんでくださいね。

おすすめポイント

  1. 店舗では乾麺では味わえない喉ごしのよい生そうめんが食べられる
  2. 小豆島産オリーブ100%使用で上品な味わい
店舗情報

ITEM

島の光 オリーブ素麺

¥470〜

250g

※2023年12月14日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ