ライター : macaroni 編集部

1. 筑前煮入りのおすまし

macaroni ブランドマネージャー/ まりねえ macaroni編集部のクオリティチェックを行いながら、macaroni storeのMDを行う。自宅の庭に木を植えて果物を育てるというていねいな暮らしの一方、月曜日から飲み歩く生粋の酒豪。

Photo by まりねえ

北海道出身・まりねえ家のお雑煮
■我が家のお雑煮 お餅:焼いた切り餅 だし:昆布・鰹節 具材:鶏肉、しいたけ、にんじん、たけのこ、大根
「紹介するのもお恥ずかしい、ごくごく普通のすまし汁です。お餅以外の具材はすべて、大みそかに仕込む筑前煮の材料を取っておいたもの。いつも大みそかに駆け込みでおせち作りをするのですが、まずは大きな寸胴鍋いっぱいにだしを取り、そのだしを年越しそば、お雑煮へと三段活用しています。だしが効いているので、調味料は塩だけ。連休中はとにかくお酒をたくさん飲むので、元旦にいただくこのおすましが五臓六腑に沁みるんです」

2. 伊達巻入りで甘くまろやか

macaroni 編集部 料理家&広告制作ディレクター / ちゃん 料理の腕前と美貌をかねそなえた macaroni のマドンナ。テキパキと仕事をこなし、いつもニコニコしているが、ときたま見せる辛口な一面もまた魅力的なサバサバ女子。

Photo by macaroni

東京都出身・ちゃん家のお雑煮
■我が家のお雑煮 お餅:焼いた角餅(今回は入れてません) だし:醤油ベースのあっさりすまし汁 具材:鶏肉、しいたけ、ほうれん草、にんじん、手毬麩、伊達巻、かまぼこ
「我が家は、王道の関東風お雑煮です。お雑煮に伊達巻を入れる話を編集部でしたら、びっくりされて逆にびっくり!おせちの中でも伊達巻が大好きな私に、父が美味しい食べ方と伝授してくれたのがきっかけで、私の中では定番の具材です。さっぱりとしたおだしが、伊達巻の甘さでまろやかになるのがたまりません!」

3. 丸餅の白味噌ベース

Photo by macaroni

macaroni 編集部 チーフ編集ディレクター / みかりん フードコーディネーターの経験を生かし、ケータリングもおこなう料理好き。身長は149cmと小さめ。中学生の頃、牛乳の飲みすぎで “骨密度” 学年一位に輝いた経歴をもつ。

Photo by macaroni

大阪府出身・みかりん家のお雑煮
■我が家のお雑煮 お餅:煮た丸餅 だし:甘めの白味噌ベース 具材:里芋、金時にんじん、れんこん、鰹節
「お正月はいつも、大阪府枚方市にある祖母の家で過ごします。京都に近いからか、元旦はいつも白味噌ベースのお雑煮。たっぷりと鰹節をかけていただくのですが、これが本当においしい。だんだんお餅が溶け出してとろっとしてくるんです。 我が家系は飽き性なのかなんなのか、2日目は変わって水菜と焼き餅が入ったおすましのお雑煮。毎年2種類食べれるのがとっても幸せ!」

4. 正月菜(小松菜)と鰹節でシンプル

macaroni 編集部 マネージャー / みやちゃん 野菜ソムリエの資格をもつ健康オタクマネージャー。一方、ワインをはじめとするお酒も大好きで、上司からは “お酒ねえちゃん” と呼ばれている。

Photo by みや

三重県出身・みやちゃん家のお雑煮
■我が家のお雑煮 お餅:焼いた角餅 だし:昆布、鰹節 具材:正月菜(小松菜)、かまぼこ
「我が家のお雑煮は、とてもシンプル。グリルで焼いた切り餅をお椀に入れて、おだしと下ゆでした正月菜(小松菜)、鰹節をトッピングしていただきます。 シンプルなお雑煮は地域性によるものですが、同時におせち料理もいただくので、お雑煮はお餅メインでいただくスタイル。(シンプルがゆえに、旅行先などで新年を迎えると、その土地ならではお雑煮は、見た目も味もいつもと違ってとてもワクワクします笑)」
※東海地方ではお正月の時期、正月菜が販売されます。小松菜に近い在来品種で古くから栽培される伝統野菜です。

5. 鶏肉入りのおすまし

macaroni 編集部 企画プロデューサー / いじゅりよ 企業とのタイアップコンテンツを担当。やんちゃ盛りの男の子を育てながら、日中は取材に飛びまわる、おしゃれなアクティブママ。見かけによらずとにかくよく食べる。

Photo by いじゅりよ

愛知県出身・いじゅりよ家のお雑煮
■我が家のお雑煮 お餅:焼いた角餅 だし:昆布、鰹節 具材:鶏肉、しいたけ、にんじん、白菜、大根、なると
「ほっとする“実家の味”のひとつ。しょうゆとみりんと酒を目分量で入れて作ってるけど、昔から味は何ひとつ変わってません。喫茶店を営む両親は、ほぼ休みなしの生活をしているので正月だけはゆっくり。遅めに起きる家族にあわせて、元日の朝に母が作ってくれます。焚いたストーブの上に鍋を置いて、じっくり火を入れるのがおいしくなるポイントかな」

いろんな出汁や具材で、お雑煮を楽しんで。

編集部のメンバーはおすまし系のお雑煮が多かったですが、みなさんの地域や家庭ではどんなものを食べられていますか? 昔ほどお餅の数は食べられなくなったけれど…… お雑煮は毎年欠かせない!元旦の朝にお雑煮を食べると、お正月の晴れやかな気分を味わえて幸せを感じます。 『お雑煮はお正月だけ』なんてルールはないので、今年はぜひ、いろんなお雑煮を作って楽しんでみてはいかがでしょうか。みなさまにとって、良い1年の始まりになりますように。 *** 編集部の食生活シリーズでは、読みたいテーマを随時募集中。新年ならではのテーマや、人に聞きづらい生活のこと、今興味があること、なんでもOKです!以下のお問い合わせからお気軽にお送りください!
編集:古矢 美歌 ※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい

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