離乳食の牛乳の進め方

離乳食中期以降、牛乳や乳製品を料理に使ってみましょう。プレーンヨーグルトは加熱が必要なく乳製品をはじめるのに手軽でおすすめです。牛乳は、加熱したものを最初はスプーン1さじくらいから料理に使い、アレルギー症状や下痢をすることがなければ、量を増やしてみてくださいね。 1歳を過ぎて、日常的に牛乳を料理に取り入れていて問題がなければ、人肌~常温に温めた牛乳を飲みものとしてあげてみましょう。

離乳食で使う牛乳は電子レンジであたためても平気?

牛乳を温めるのには、電子レンジを使うことができます。 量にもよりますが離乳食に使う程度なら600Wで30秒くらいをめやすに、耐熱容器やマグカップにいれて加熱します。 お使いのレンジの種類によって違いがあるので、様子を見ながら加熱しすぎて溢れないように注意してくださいね。牛乳モードがあれば利用してみてください。

離乳食で牛乳をあげるときはアレルギーも考慮して

牛乳を含む乳製品はアレルギー発症の原因となる食品の上位なので、心配されるお母さんも多いかもしれません。 乳は食品表示義務のある特定原材料です。アレルギー症状が出るかもしれないものですので、はじめて食べるときはかかりつけの小児科のあいている平日の午前中に試しましょう。 また、アレルギー症状とは異なり乳製品を摂ることで消化不良による腹痛や下痢を起こす場合もあります。これは乳糖不耐症という、消化酵素の欠乏により起こるものです。牛乳を摂って異変があった場合は、よく様子を見てあげながら病院へ連れていきましょう。(※3,4)

牛乳を使った離乳食おすすめレシピ5選

1. 電子レンジで。簡単パンがゆ

レンジで作れる簡単なパンがゆで、忙しい時間でもしっかり栄養が摂れるひと品に。 具材を変えれば、赤ちゃんも飽きずにいろいろな食材が食べられます。水分量は赤ちゃんの食べ方や好みに合わせて調整すると良いでしょう。

2. 離乳食中期に。トマトと冬瓜のミルクスープ

加熱するとトロトロになる冬瓜とトマトを牛乳で煮込んだスープです。さらさらの状態よりも、少しとろみをつけてあげると食べやすく、あげる方も与えやすいですよ。 いろんな野菜でアレンジできて、牛乳に慣れるのにぴったりです。

3. 材料3つで。バナナ牛乳寒天

バナナが入ることで、砂糖いらずの甘さになります。中期以降、離乳食で使うには粉寒天が使いやすくておすすめです。 通常よりもやわらかく作って、赤ちゃんに与えるときは固さをみながらつぶしたり刻んだりして、のどにつまらないようにしてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ