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シャンパングラスの特徴
シャンパンが一般的なワインと大きく違う点は、言うまでもなく豊富な泡を含んでいることです。グラスに注いだときに、その泡がすぐに揮発してしまわないように開口部を狭くして縦長の形状にすることがセオリー。
その細長い形状ゆえにご家庭では保管スペースの確保がむずかしく、食器棚に収まらなかったり、スタンドタイプのワイングラスホルダーではテーブルに接触してしまうこともあります。
シャンパングラスの形状
シャンパンの特徴は、何別名スパークリングワインとも言われる泡の存在。さわやかな炭酸が抜けにくいように開口部が狭く、細長い形状になっています。一般的なワイングラスよりも「泡・味・香り」を長持ちさせることがポイントです。
フルートタイプ
フルートグラスは、シャンパン用のグラスとしてもっとも一般的な縦に細長い脚付きののグラスです。1700年代初頭に、それまで使われていた陶器や金属製の酒器からガラス製品が普及して、シャンパンの命である泡をすぐに消さないように形状が考案されました。
卵型タイプ
卵型はチューリップ型とも言われる丸みのある形状で一般的なワイングラスの形状に近く、フルートグラスより開口部が広いので香りを感じやすいのが特徴です。口の中で奥の方にワインが流れるので、この形状が最適としてグラスメーカーの中にはフルートグラスを否定するブランドもあります。
クープ型(ソーサー型)
クープ型はフルートグラスとは対照的に、浅くて大口径の脚付きのグラスです。一説には、フランス国王ルイ15世の公妾であったポンパドゥール夫人の乳房をかたどった形状であると言われていますが、実際にはポンパドゥール夫人の時代より1世紀ほど前の1663年にスパークリングワインやシャンパンを飲むためにイングランドで作られたとも言われています。
ステムなしタイプ(脚なし)
一般的にシャンパングラスは手で持ったときに温度変化を避けるために長い脚があるのが普通ですが、まったく脚のないタイプや、安定してテーブルに置くためにごく短い脚しかないタイプもあります。フルートグラスよろも開口部が広く、香りを感じやすいのがメリットです。
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