ダイエット中は食べ過ぎに注意する部位

ダイエット中は食べ過ぎに注意する部位

  1. 脂肪の多い「カルビ」
  2. 意外にも高カロリー「ホルモン」
  3. やわらかくてジューシーな「ハラミ」
  4. 濃厚な味わい「タン」
カロリー脂質量たんぱく質量
カルビ338kcal32.9g14.4g
ホルモン(マルチョウ)268kcal26.1g9.9g
ハラミ288kcal27.3g14.8g
タン318kcal31.8g13.3g
(※11,12,13,14)
※100gあたりで算出
ダイエット中には、肉の脂肪に含まれる飽和脂肪酸の摂取を避けるべきだといわれています。飽和脂肪酸は肥満の原因のひとつになりますよ。

なかでもカルビやタンなど脂質が多く高カロリーな部位は、摂取エネルギーの観点からもダイエットには不向きといえますね。脂身が多い部位はジューシーでおいしいですが、ダイエット中は意識して避けるようにしましょう。(※10)

ダイエット中に焼肉を食べるときのポイント

ポイント

  1. サイドメニューを頼もう
  2. ベジファーストで血糖値コントロール
  3. 飲み物はビールや炭酸飲料を避ける
  4. ごはんを食べ過ぎない
  5. タレの摂り過ぎに注意する

サイドメニューを頼もう

焼肉屋さんでは、サイドメニューをうまく活用するのも手です。

食物繊維の多いサラダやサンチュ、白菜キムチやスープなどをよく噛んで食べ、肉やごはんの食べ過ぎを抑えましょう。チヂミやポテトサラダなど、糖質が多いメニューは避けるようにしてくださいね。(※15)

ベジファーストで血糖値コントロール

ベジファーストとは、ベジタブル(野菜)ファースト(最初)の略語で、食事の最初に野菜から食べることを意味します。

野菜に含まれる食物繊維を最初に摂り入れ、肉や魚介類のたんぱく質、ごはんや麺類に多く含まれる炭水化物の順で食べることで、食後血糖値の急激な上昇が抑制されます。

食後血糖値の上昇が緩やかになると、脂肪の合成を促進するホルモン「インスリン」の分泌量が減り、余った血糖を脂肪として蓄積するのを抑えられます。(※16)

飲み物はビールや炭酸飲料を避ける

ついつい喉越しのよいビールや加糖の炭酸飲料を飲みたくなってしまいますが、ダイエット中はぐっと我慢しましょう。

ビールや炭酸飲料に含まれる炭酸ガスは、胃酸の分泌を促し、食欲を増進させると言われています。そのため、飲み過ぎだけでなく食べ過ぎも引き起こしやすくなるおそれが。

焼肉中に限らず、食事中はカロリーゼロの飲料、お茶、水などを頼むことをおすすめします。(※17)

ごはんを食べ過ぎない

焼肉を食べていると、一緒に食べたくなるのが白いごはん。タレをつけた肉とごはんを一緒に食べるのはとてもおいしいですよね。でも、ごはんの食べ過ぎには注意が必要です。

ごはん茶碗1杯(180g)あたりのカロリーは281kcalです。たくさん食べてしまうと摂取カロリーが高い値になってしまいます。ダイエット中に焼き肉を食べるときは、ごはんを少なめにすることをこころがけましょう。(※18,19)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ