ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

手軽に楽しめるドイツ料理

Photo by akiharahetta

「ロスティ」は、じゃがいもの細切りを塩で軽く味付けして、フライパンでカリッと焼いたパンケーキ。ドイツやスイスでは定番中の定番料理で、大人から子供まで人気が高く、ソウルフードとして愛されています。 アレンジもさまざまで、好みに応じて、玉ねぎのみじん切りやチーズなどを加えることもあるそう。

業務スーパーの「ロスティ」は圧倒的な安さ

Photo by akiharahetta

業務スーパー「ロスティ」188円(税込)※2019年8月公開時点の価格です
そんな人気メニュー「ロスティ」を業務スーパーで発見したのでご紹介します。2人前(300g)入りで原産国はドイツ。価格は188円(税込)とかなり安く、現地でもこの価格では手に入らないと思います。

気になる中身は……?

Photo by akiharahetta

パッケージを開けると中身はレトルトになっていました。すでに細切りになったじゃがいもと玉ねぎが味付けされた状態で入っています。すぐに調理できるようになっているんですね。これは便利!

Photo by akiharahetta

そう、ロスティを作るにはじゃがいもを細切りしないとなりません。これが意外と面倒で時間がかかるんです。その手間をまるっと省けるのはうれしいですね。 よりリアルにお伝えするため、中身をそのまま取り出しましたが、実際は開封する前に手でもみもみとよくほぐした方がいいそうです。

Photo by akiharahetta

ほぐしてから開封するのは、調理しやすくするためばかりではなく、おいしく作るためのポイントでもあります。のちほどポイントをまとめてお伝えしますが、ロスティを上手に作るには少々コツが必要です。

「ロスティ」を上手に作るコツ

Photo by akiharahetta

フライパンで簡単調理と書かれてはいるものの、調べてみると「うまく焼けなかった」との感想が多いロスティ。みなさんなかなか苦労しているようです。失敗したのは筆者だけではなかったのですね。 主な失敗は「型崩れ」。これは業務スーパーの商品に限ったことではなく、一般的な「ロスティ」共通のようですよ。

Photo by akiharahetta

パッケージ裏面の作り方です。が、これだけではわからないポイントがあったので、以下にまとめてみました。ぜひ参考にして失敗なく作ってくださいね! ちなみに味はとってもいいです。すでに調味されているので、焼くだけでおいしくいただけます。もし形が崩れてしまってもご安心を。「チャーハンのように炒めておいしく食べた。」という意見もありましたよ。

コツその1. あまり強く押しつけない

Photo by akiharahetta

粘度がないので「くっつかないのでは?」と心配のあまり、ヘラで強く押し付けてしまいたくなりますが、これはNG。ヘラを使ってあるていど形にしたら軽く押さえるくらいにして、ふんわりとまとめた方がいいようです。

コツその2. 弱火で10分焼く

Photo by akiharahetta

「じっくり焼く」とだけ書かれているので、わかりやすいよう実際に時間を計ってみました。弱火で10分、中火なら7~8分ほど焼くとちょうどいいですよ。 画像は12分焼いたものなのですが、ご覧の通りキツネ色を通り越し茶色に。これだと少し焼き過ぎといった感じです。とはいえ、味はよくそれなりにおいしくいただけました。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ