Q.添えてあるガリやツマは食べなくてもいいのでしょうか?

A.それらはあくまでも口直しや彩りのために添えてあるもの。食べても食べなくても自由です。

Q.おつまみやお刺身にあしらってあるものは食べてもいいのでしょうか?

A.基本的に食べられないものをあしらうことはあまりないので、食べて大丈夫です。また、お店の方に「これは食べていいですか?」と聞いてもOKです。

Q.出されたものはすぐ食べるべきでしょうか?

A.出された瞬間がベストな食べ頃です。おしゃべりや撮影はほどほどに、あまり間をおかずに食べたほうがいいですね。

Q.コースが終わる前にお腹いっぱいに。その場合はどうしたらいいでしょうか? また、逆にもう少し食べたいときは?

A.満腹具合にもよりますが、ストップしたり、鮨飯を少な目にしたり、残りがどれくらいか聞き、「あと○貫くらい食べます」と伝えるなどすれば大丈夫です。また、足りない場合は「追加できますか?」と聞き、希望のネタや貫数を伝えましょう。その日の仕入れによってはできない場合もありますが、気軽にお店の方に相談するといいでしょう。

マナーは知っておくと安心! でも一番大事なことは「おいしく食べること」

いかがでしたか? 鮨のマナーはお店によるものも多く、一概に「正解はこれ!」とは言えませんが、知っておくだけで安心して食事にのぞめるかもしれません。 いま東京には”新世代の鮨店”が続々オープンしているので、ぜひホントにおいしい「鮨の名店」に出かけてみては?
今回教えてくれた方は……
▲『谷中 松寿司』の店主・野本やすゆきさん 東京の“谷根千”エリアで人気の『谷中松 寿司』三代目。フードコーディネーター、料理研究家の顔も持つ。お店は地元の方を中心に、海外旅行客から鮨ツウまで幅広く人気。 撮影:岡崎慶嗣 写真提供(一部):PIXTA

谷中松寿司

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