ライター : dressing

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お弁当のおかずやおつまみ、ラーメンのトッピングなど、あるとうれしい一品の「煮卵」。手軽に作れる定番メニューなだけに「もっとおいしく煮卵を作るには、なにかいいコツがあるかな?」そう思ってレシピを調べる人も多いのでは。
おいしい煮卵を作るには3つのポイントがある。 《3つのポイント》 1.卵の茹で加減。白身がやわらかで、黄身はとろっとした半熟の状態に仕上げるための茹で時間は、7分。 2.味付けの濃さ。濃すぎず、薄すぎずの調味料のバランスが卵のおいしさを引き立たせる。 3.漬け時間。冷蔵庫でひと晩漬けることで白身に味をしっかり染み込ませる。
これらのポイントをおさえて、今回はたれから作る醤油味、簡単重視のめんつゆ味(グッとおいしくなる小ワザあり)、鶏ガラスープ味、の3つのバリエーションを作って食べ比べをしてみた。 上手な半熟卵の作り方として、「醬油味」バージョンを手順画像付きで詳しく説明する。 では、さっそくレシピを見ていこう!

おいしい味付けのポイントは仕上げのカツオ節!「基本の煮卵・醬油味」

まずは定番の醬油だれで味付けする煮卵を紹介しよう。最大においしく味付けするポイントは、仕上げのカツオ節だ。 昆布のグルタミン酸とカツオ節のイノシン酸のうま味成分が合わさると相乗効果でおいしさがアップ。甘みは、砂糖にみりんを合わせることで複雑になり、味わいに深みが生まれる。

材料(作りやすい分量)

・卵 … 5~6個 ・[A]水 …120ml ・[A]醤油 … 大さじ4 ・[A]みりん … 大さじ2 ・[A]酒 … 大さじ1 ・[A]砂糖 … 大さじ1 ・[A]昆布 … 10cm ・カツオ節 … 1g

作り方(調理時間:15分  ※冷ます時間、冷蔵庫にひと晩おく時間は除く)

① 沸騰したお湯に卵を入れ、お湯の表面が軽く波打つぐらいの火加減で7分茹でる。 《ポイント》 上記の火加減で卵を7分茹でることで、白身は柔らかく、黄身は半熟に仕上がる。
② 氷水に入れ、粗熱がとれたら殻をむく。
③ 小鍋にAを入れて混ぜたら強火で熱し、沸騰したらすぐ火を止めて冷ます。
④ 保存袋に②と③を入れ、カツオ節を加えて混ぜ、袋の中の空気を抜いた状態で口を閉じ、冷蔵庫にひと晩(8時間程度)おく。

簡単に味が決まる!「お手軽煮卵・めんつゆ味」

次に、めんつゆで簡単に味付けができる煮卵を紹介しよう。めんつゆと水のみでできるが、さらにおいしく仕上げるためにオススメしたいのが、すりおろしたニンニクとショウガ。チューブではなく、フレッシュなものをすりおろして使用すると格段に香りよく仕上がる。ゴマ油の風味をプラスするのもさらに風味豊かに仕上げるポイントだ。

材料(作りやすい分量)

・卵 … 5~6個 ・ニンニク … 1かけ ・ショウガ … 1かけ ・[A]めんつゆ(3倍濃縮) … 150ml ・[A]水 … 大さじ6 ・[A]ゴマ油 … 大さじ1

作り方(調理時間:15分 ※冷ます時間、冷蔵庫にひと晩おく時間は除く)

① 沸騰したお湯に卵を入れる。お湯の表面が軽く波打つぐらいの火加減で7分茹でたら氷水に入れ、粗熱がとれたら殻をむく。ニンニク、ショウガは皮をむいてすりおろす。 ② 保存袋に①、A、ニンニクとショウガを入れ、袋の中の空気を抜いた状態で口を閉じ、冷蔵庫にひと晩(8時間程度)おく。

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