34. 【広島県】〆はうどんで味噌煮込み「かきの土手鍋」

お好みでお鍋のふちに塗り付けたみそを溶かしながら味を調整し、ユニークな食べ方が楽しめる「土手鍋」。香ばしいおみその焦げも、欠かせない調味料のひとつになります。生食のカキを使って、火が通り過ぎないうちに食べるのも重要ポイントです。

35. 【山口県】ワイワイ囲める◎「瓦そば」

本来は熱々の瓦の上で焼きながら食べるお料理ですが、おうちで楽しむならホットプレートが断然便利。茶そばの緑・大根おろしの白・錦糸卵の黄の組み合わせは、華やかですが落ち着いた色合いで、とっても品がありますよね。甘辛い味付けの牛肉と酸っぱいレモンを合わせれば、いつものおそばとは全然ちがう新しい味を楽しめます。

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36. 【徳島県】覚えて便利なヘルシーおかず「ならえ」

三杯酢風の甘酸っぱい味付けと香ばしいゴマの風味でいただく酢の物で、精進料理としても親しまれています。「奈良あえ」や「ななあえ」とも呼ばれ、奈良から伝わってきたから・7つの食材を使うから、など由来には諸説あるそう。こんにゃくと油揚げを乾煎りするひと手間で、味絡みが格段によくなりますよ。

37. 【香川県】未知のおいしさ「あんもち雑煮」

白みそ仕立てのおつゆのなかに入っているのは、なんと甘いあんこが入ったお餅なんです。やわらかなお餅におつゆがマイルドに絡んで、あんこを食べれば上品に甘じょっぱい。ミスマッチな組み合わせに思えるかもしれませんが、なかなかクセになってしまいます。あおさ海苔も香りや味わいを演出する名脇役なので、怖れず入れてみてくださいね!

38. 【愛媛県】魚の旨みがガツン「じゃこ天」

地魚のすり身を揚げて作る「じゃこ天」を、フードプロセッサーで簡単に作ってしまいましょう。小骨も一緒にかく拌してしまうので、カルシウムをたっぷり摂取することもできます。揚げたてはもちろん、食べきれなかったぶんを煮物や炒め物にするのもお楽しみ。薬味はショウガだけでなく、大根おろしや柑橘の絞り汁もよく合います。

39. 【高知県】自分好みのポン酢で「カツオのたたき」

高知といえば土佐料理、土佐料理といえば「カツオのたたき」ですよね!今や全国的にも食べられているメジャーなひと品ですが、たっぷりの薬味と一緒に食べるのが本場流。レシピ中の手作りポン酢だけでなく、こだわりのお塩でいただくのもオススメです。 ポン酢に使う柑橘はゆず・かぼす・すだちが定番ですが、スッキリ香りが際立つレモンやまろやかに仕上がるミカンでもおもしろいですよ。

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