22. 【静岡県】うなぎがふっくら「ぼく飯」

うなぎの郷土料理といえば愛知県の「ひつまぶし」が有名ですが、養殖が盛んな浜名湖周辺には「ぼく飯」というものがあります。土の香りがするごぼうは、脂ののったうなぎと相性抜群。コクのある甘辛い味付けですが食べやすく、食欲を誘う山椒の香りがさりげなくスパイシーです。

23. 【愛知県】技アリ鶏肉が激ウマ「味噌煮込みうどん」

味噌カツやどて煮など、おみそを使った有名料理が多い愛知県。ご紹介するのも、やっぱりおみそ味のひと品です。赤だしや八丁みそで味付けしたコク深いおだしを、うどんにじっくり煮含めて食べましょう。プリプリの鶏肉は皮がこんがり焼きつけてあり、香ばしさも加わります。

24. 【三重県】手軽なのに豪勢「手こねずし」

忙しい漁師さんが、魚のヅケとごはんを手で混ぜて食べたのが始まりだと言われています。のせる具材はお魚に薬味や海藻類だけでシンプルなことが多く、一般的なチラシ寿司よりも気軽に作りやすいですよ。しょうが・大葉・ごま・ねぎなど、ごはんにも薬味たっぷりで風味豊か。まぐろ・はまち・サーモンなど、ほかのお魚でもアレンジ自在です。

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25. 【滋賀県】贅沢気分になれる「かも鍋」

冬の琵琶湖に飛来してくるマガモは、11月~2月頃にかけての旬食材として親しまれてきました。身はキュッと引き締まっていて歯ごたえがあり、脂の上品な甘さが堪能できます。マガモがなかなか手に入りにくい場合は、合鴨でもOKです。相性抜群のネギをたっぷり合わせていただきましょう!

26. 【京都府】レンジとビニール袋で作れる「千枚漬け」

甘酸っぱい味付けと昆布の風味が上品な、京都らしい「千枚漬け」。かぶの白と鷹の爪の赤が、はんなりとした雰囲気です。名前の由来は、カブを千枚になるほど薄く切っていることから。おうちで作るときも切り方が大切なポイントになります。画像を見ても、うっすらお皿の色が透けるほどなのがわかりますよね。

27. 【大阪府】忙しいときも大助かり「うどんすき」

うどんが入ったすき焼きのことを呼ぶ場合もありますが、本来はうどんだしで食べる寄せ鍋のようなお料理のことでした。お肉も魚介類も野菜も入っているので、主食・主菜・副菜が一気に食べられます。食材の旨みを吸ったうどんは格別のおいしさです。

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