ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

鶏の旨みが丸ごと詰まった本格「カオマンガイ」のレシピ

Photo by muccinpurin

代表的なタイ料理「カオマンガイ」。鶏のスープで炊いたライスに、ジューシーな鶏肉をのせた逸品です。 鶏肉とライスの組み合わせといえば、シンガポールの「海南鶏飯」やベトナムの「コムガー」も有名ですが、ナンプラー×お酢の特製ダレを添えるのがカオマンガイの特徴。あのタレが鶏とジャスミンライスによく合うんですよね。 タイでは専門店が軒を並べるほど親しまれています。パティシエにして無類の東南アジアトラベラーでもある筆者が、屋台で実際に食べた味を再現したレシピをご紹介します。

コツ・ポイント

  1. もも肉を使う
  2. ひとさじのはちみつでしっとりさせる
  3. 鶏肉はゆで汁のなかで冷ます
  4. タイ風味噌「タオチオ」はみそで代用可能
  5. ジャスミンライスを使う

もも肉を使う

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カオマンガイの「マン」は油を意味します。むね肉ではなく、もも肉を使ってジューシーに仕上げましょう。鶏皮の脂身がポイントなので、削がずにゆでてください。

ひとさじのはちみつでしっとりさせる

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鶏肉をやわらかくゆでる"魔法の調味料"として、はちみつをひとさじ入れましょう。ほどよく水分が残るので、しっとり仕上がります。

鶏肉はゆで汁のなかで冷ます

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鶏肉は余熱で火を通すとやわらかくジューシーに仕上がります。ゆで汁のなかでじっくり冷ましましょう。火にかけたままゆでると、肉が固くパサパサになってしまいます。

タイ風味噌「タオチオ」はみそで代用可能

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タイの液状味噌「タオチオ」は、カオマンガイのタレには欠かせない調味料です。しかし、日本では手に入りにくいのでみそで代用してください。

ジャスミンライスを使う

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パラッとした粘らない食感とジャスミンライス独特の香りで、本場のカオマンガイに近づきます。

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