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社交性を大切に
具体的なテーブルマナーについては下でフレンチのマナーを紹介するので、ここではざっくりとした全体の雰囲気について触れましょう。
まず、洋食では食事を味わう以上に社交性を大切にすることです。上でも紹介したとおり、レストランでの食事の楽しみ方には会話も含まれています。食事の際は、相手との交流、社交性を大切にすることを心がけましょう。
レディファースト
これも上で少し触れました。西洋は「レディファースト」の文化が基本ですよね。それは食事の場でも同じです。
レストランに入るところから出るところまで、常に女性を先に、女性を先にと意識するようにしましょう。
日本では男性が一歩前に出るのが文化ですが、それに慣れてしまって女性に恥をかかせないよう気を付けましょう。
音を立てない
日本食は、例えば蕎麦やうどんなどの麺類がわかりやすいですが、すすって音を立てて食べるのが粋であるとされていますよね。
でもそれは洋食ではNGです。麺類であるパスタも、またスープ類も音を立てて食べてはいけません。お皿にスプーンが触れる音すらよくないとされているので、注意しましょう。
和食のテーブルマナー
畳の縁を踏まない
これは座敷に通されたときのマナーですが、和食料理店にかかわらず、茶道や華道でも基本的なマナーのひとつです。
畳の縁の部分は踏んではならないとされています。畳の縁には家紋を入れるから、縁の生地が傷まないように、など理由はあります。
ふだん畳の部屋で生活をしていない人にはなかなかむずかしく、このマナーも知らない方も多いでしょう。慣れていない場合、無意識的に縁を避けるのはむずかしいので、歩幅に気を付けつつ歩くようにしましょう。
魚はひっくり返さない
和食料理店では、魚料理が出ることが多いですよね。そこで気をつけたいポイントが、
魚をひっくり返さないということ。
焼き魚でも煮魚でも、表面を食べ終わったからといってひっくり返してはいけません。骨を取り除いてから裏側の身を食べましょう。
これは日常生活のなかでも身につけられるマナーなので、家で魚を食べる際にも取り組んでみましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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