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口を拭ってもOK?
ナプキンが何のためにあるかというと、料理がこぼれたときに衣服を汚さない、口元を拭う、などのためです。
きれいなナプキンで口元を拭うとソースなどがついて恥ずかしく思うかもしれませんが、ナプキンはそのためにある道具です。口を拭っても大丈夫ですよ。
拭うときは、ふたつ折りにしたナプキンの内側で拭うようにしましょう。こうすると汚れが
表からははっきりわからないので下品に見えません。
食べ方のテーブルマナー
飲み方のマナー
食中に飲む飲み物、例えばワインなどの場合、グラスに注がれますよね。和食の日本酒ではおちょこを自分で持ちあげて注いでもらうことが多いと思いますが、ワインの場合はグラスは置いたままがマナーです。グラスに触るのは、スタッフが注ぎ終わってからです。
グラスを持ち上げる際は、グラスの脚の真ん中あたりを持つといいでしょう。上のほうを持つとワインがぬるくなってしまう(冷たいシャンパンなどはとくに)ため、持つ位置も注意しましょう。
温かい飲み物は
また、熱い飲み物、例えばスープや食後のホットドリンクなどは、熱いからといって息をふうふう吹きかけてはいけません。下品に見えるので、熱いようならしばらく待って飲むようにしましょう。
コーヒーや紅茶はミルク・砂糖がついてくることが多いですよね。混ぜるときは、スプーンをぐるぐる回すように混ぜるのではなく、手前と奥とに縦に動かして混ぜるようにします。実際このほうがよく混ざりやすいともいわれます。
食べ方のマナー
パン
パンはそのままかぶりつくのではなく、ちぎって食べるのがマナーです。どんなパンが出されても、ひと口サイズにちぎってから口に運びます。
バターがついてくることが多いですが、パンを直接バターにつけないようにしましょう。必ずバターナイフで適量のバターをとり、パンに塗って食べます。
コース料理では、前菜の前もしくは前菜と同時にパンが出されることが多いですよね。おかわり自由のお店も多いです。パンはいくつ食べても大丈夫ですが、メインディッシュの前に下げられることが多いです。その前に食べきるようにしましょう。ただ、料理がなかなか来ないからといってパンを食べすぎると後の料理が入らなくなるおそれがあります。配分を考えながら食べてくださいね。
なお、このときスープや料理のソースをパンにつけて食べてもOKです。
ライス
カジュアルなフレンチではお箸が出されることもありますが、格式高いフレンチの場合ナイフとフォークしかないことも多いですよね。そういう場でライスを注文すると困るのがカトラリーの扱い方です。
ナイフとフォークでライスを食べる場合、やはりナイフでライスを切るようにひと口分取り分け、フォークの腹にのせて食べます。扱いにくいかもしれませんが、右手にフォークを持ち替えないようにしましょう。
また、ライスを食べる途中にナイフとフォークを置く場合、ライスのお皿に置かないようにしましょう。あくまでもカトラリーを置くのはメインディッシュです。
スープ
スープは音を立てないように飲みます。スプーンを手前から奥に動かしてすくい、静かに飲みます。このとき、パンにスープをつけて食べても大丈夫です。
スープを飲み進めていると最後のほうはすくえないことがあると思います。スープ皿を傾けて飲んでもいいですが、そのまま残してもかまいません。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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